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冬を待つ城 の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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    4

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2015/05/29

3.8。面白い。でも面白さの七割は後ろ半分より。あと、書く人の少ない題材な為どうしても「天を衝く」と比べてしまい、エンタメ面で後者に軍杯が上がってしまう。無謀な戦いに挑んだ理由が具体的で良。大和朝廷の成り立ちからの説明も面白い。が、何か時々無駄に主人公の為だけに御都合なのが鼻につ...

3.8。面白い。でも面白さの七割は後ろ半分より。あと、書く人の少ない題材な為どうしても「天を衝く」と比べてしまい、エンタメ面で後者に軍杯が上がってしまう。無謀な戦いに挑んだ理由が具体的で良。大和朝廷の成り立ちからの説明も面白い。が、何か時々無駄に主人公の為だけに御都合なのが鼻につく。特にラスト。

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2015/02/13

アテルイ以来の東北モノ。九戸政実は初めてみみにしました。歴史は勝者が作るということを改めて実感しました。

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2014/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

直木賞作家安倍龍太郎が九戸政実を描いた作品。この本を読んで東北はアテルイ、藤原三代、幕末に加えて4回中央政府に負けていたことを再認識。唯々諾々と中央に従うのではなく、東北の民の行く末を考えての身を賭した闘いに胸が熱くなる。石田三成が秀吉の朝鮮侵攻のため東北の領民を徴用しようとしていたことや火薬作りのため松尾鉱山の硫黄を狙っていたなど、藤原三代の財力を狙った源氏との共通点があり深い洞察を与えてくれる。また津軽為信の暗躍や伊達正宗との密約、南部信直との確執、蒲生氏郷との敵味方を超えた親交など歴史ファンも大いに楽しませてくれる。岩手県民必読の書として年末年始の読書に強く薦めたい。

Posted byブクログ

2014/12/16

期待していたけど、少し尻すぼみ感があった。九戸康実の変わりぶりも違和感があったし、途中からファンタジーっぽくなってしまった。

Posted byブクログ

2014/11/04

私は大阪生まれ、奈良県在住ですが、歴史の読み方は一律では済まされないことを痛感しました。松尾鉱山はぜひ訪ねてみたいです。

Posted byブクログ