クラウドを支える技術 の商品レビュー
クラウド、特にデータセンターやそれを構成するハード、ネットワークに関する基盤技術の概要本と考えると良いと思います。 オンプレミスでネットワーク関連に触った事があるので、理解はしやすかったです。 コードなどは出てこず、電力効率や、故障などについて書かれており、運用面の人は参考になる...
クラウド、特にデータセンターやそれを構成するハード、ネットワークに関する基盤技術の概要本と考えると良いと思います。 オンプレミスでネットワーク関連に触った事があるので、理解はしやすかったです。 コードなどは出てこず、電力効率や、故障などについて書かれており、運用面の人は参考になる書籍だと思います。
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簡単に通読。なかなかがっつり書かれた本で、しっかり理解するためには知識と体力が足りない。でも内容的には興味深いものだったので、また戻ってきたい一冊でした。 内容的にはWSCを管理、運用するためのノウハウをハードからソフトの多岐に渡る面で書かれたもの。簡単に読み通すにはけっこうの...
簡単に通読。なかなかがっつり書かれた本で、しっかり理解するためには知識と体力が足りない。でも内容的には興味深いものだったので、また戻ってきたい一冊でした。 内容的にはWSCを管理、運用するためのノウハウをハードからソフトの多岐に渡る面で書かれたもの。簡単に読み通すにはけっこうの好奇心と体力が必要と思われる。
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大規模データセンタ(クラウドコンピューティング)の内部的なお話。おおまかな設計からコスト面での考慮事項、機器故障とうまくやっていく方法など。 この分野は他の書籍もほとんど出てないので、結構新鮮な内容。 「京」の話として、いわゆるデータセンタとスーパーコンピュータに求められるもの...
大規模データセンタ(クラウドコンピューティング)の内部的なお話。おおまかな設計からコスト面での考慮事項、機器故障とうまくやっていく方法など。 この分野は他の書籍もほとんど出てないので、結構新鮮な内容。 「京」の話として、いわゆるデータセンタとスーパーコンピュータに求められるものの違いについても書かれており、こちらも面白かった。 少しだけ気になったのは、引用している文献がちょっと古いものも散見されたこと。なかなか公開される統計データが無いので、そこはしょうがないことかもしれませんが。
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1章から3章は大規模インフラに対応したアプリアーキの話だが、ややあっさりした書き方で、アプリアーキ側の話を期待した人にはやや物足りないかと思う。同じWEB+DB PRESSの本で、この辺をもっと詳しく説明している本もあったはず。 一方で、4章以降のまさしく物理的なデータセンタ基...
1章から3章は大規模インフラに対応したアプリアーキの話だが、ややあっさりした書き方で、アプリアーキ側の話を期待した人にはやや物足りないかと思う。同じWEB+DB PRESSの本で、この辺をもっと詳しく説明している本もあったはず。 一方で、4章以降のまさしく物理的なデータセンタ基盤の話は非常に有益。いわゆる「ITインフラ」の本でも、サーバやネットワークまでで、その下のラックや電源、空調といったところまではあまり書いてくれないもの。この本は、基本的なコンポーネントや最近のトレンド、さらにはコストや信頼性の考え方など、データセンターを手配するにあたっての基礎的な内容を学ぶことができる。 いわゆるインフラアーキテクトの人はまず読んでおくべき。もしかしたら、データセンターの調達や運用に関わる人にとって有益かもしれない。
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クラウドの実態が見える本。 クラウドを支える技術について、物理的な面を中心に解説されています。 全体通して普段意識しない部分が解説されているので面白く読めました。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/47733...
クラウドの実態が見える本。 クラウドを支える技術について、物理的な面を中心に解説されています。 全体通して普段意識しない部分が解説されているので面白く読めました。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4773304.html
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以下Blog(http://opcdiary.net/?p=28847)より転記。 いわば、Googleの中の人たちによって書かれたWSC(Warehouse Scale Computer)と呼ばれるようなクラウドデータセンターの設計方法について、マシンここの部品の選定から、ソ...
以下Blog(http://opcdiary.net/?p=28847)より転記。 いわば、Googleの中の人たちによって書かれたWSC(Warehouse Scale Computer)と呼ばれるようなクラウドデータセンターの設計方法について、マシンここの部品の選定から、ソフトウェアの役割、ネットワーク設計、電源、冷却装置の設計に至るまで一通り網羅されている。有名なThe Datacenter as a Computer 第二版の翻訳である。原著は以下のURLよりPDF版を入手することが出来る。 http://www.morganclaypool.com/doi/abs/10.2200/S00516ED2V01Y201306CAC024 長い京のことについて書かれた訳者後書きのことは忘れることにして、とりあえず、時間がある程度たってしまったけれどもThe Datacenter as a Computerがこうして日本語として読めることになったことは喜ばしい。 野次馬的興味で読み始めても良いが、普段我々の多くはクラウドを作ったり運営する側ではなく、消費する側ではあると思うが、マイクロプロセッサのアーキテクチャへの理解がプログラミングの技量を向上させるように、クラウドデータセンターという1台のコンピューターのアーキテクチャへの理解がクラウドを使用したシステム開発の技量を向上させるはずだ。従って、データーセンターの構築運営側だけでなく、クラウドを使用する側のプログラマやITPro、企業でIT戦略を決定される方々にも是非読んでほしい。10年代の半ばを過ぎ、20年代に向けて本書がIT技術者の基礎教養の一つになるはずである。 ただし、本書の内容はあくまでも本書が書かれた2013年時点のことだ。ネットワークの構築技術は本書から現状はさらに進んでいるはずだし、ストレージの関係も変わってきているし、本書ではXeon(DP)のAtomに対する有利性が強調されているが、来年以降本当にそのように言えるだろうか。あくまでも本書を読んで満足するのではなく、ここをきっかけに「今」がどうであるのか知ろうとする努力も忘れてはだめだろう。
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