サバからマグロが産まれる!? の商品レビュー
絶滅が危惧されるマグロをサバに産ませて増やそうという研究です。 マグロは近大の完全養殖が有名ですが、同じ方向を目指したものです。でも、完全養殖は受け入れられますが、サバにマグロを産まそうと言う研究はちょっと、、、 本自体は読みやすく面白いです。でも私にはこういう研究は生命の尊厳を...
絶滅が危惧されるマグロをサバに産ませて増やそうという研究です。 マグロは近大の完全養殖が有名ですが、同じ方向を目指したものです。でも、完全養殖は受け入れられますが、サバにマグロを産まそうと言う研究はちょっと、、、 本自体は読みやすく面白いです。でも私にはこういう研究は生命の尊厳を弄んでいるようでちょっと引いてしまいました。 まぁこういう研究から副次的に色々なことが分かって人類の知見が広がっていくという考え方もありますが、でも、やはり、何だかなぁ、と思ってしまいます。 この本が書かれたのは 2014 年で、すでに 6 年経っていますが、現在この研究はどうなっているんでしょうね。。。
Posted by
【由来】 ・図書館の岩波アラート 【期待したもの】 ・マグロならばちっちょんにも面白いかと。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
Posted by
どんなバカでもわかるような非常にわかりやすい文章が印象的。魚が好きなのが伝わってくる。 きっと授業も面白いのだろうと思った。 あと、すごい人は死ぬほど努力しているのだなとも思った。 サクッと読めたので、疲れているときにおすすめ。
Posted by
基本的に僕は「生物」という科目が苦手だったので知らないことだらけだったが、一番驚いたのは、細胞が移動するということ。トンデモ話以外でも、世の中、不思議なことだらけ。
Posted by
サバにマグロを産ませる・・・そういう発想をもてるというところが面白く また実現が近いとなるとさすが!と思う 生物学も奥が深い
Posted by
移動中の機内で読了。 全く畑違いの分野の本ですが、書評ブログなどで話題になっておりましたので、幅を広げるために読んででみることにしました。 「サバがマグロを産む」 にわかには信じがたいフレーズですが、著者らの努力によって実現に向けて着実に進んでいるようです。 研究ネタの話にな...
移動中の機内で読了。 全く畑違いの分野の本ですが、書評ブログなどで話題になっておりましたので、幅を広げるために読んででみることにしました。 「サバがマグロを産む」 にわかには信じがたいフレーズですが、著者らの努力によって実現に向けて着実に進んでいるようです。 研究ネタの話になると決まって出てくる日米の研究環境の違い(差)についても、88ページあたりから記述があります。 付箋は10枚付きました。
Posted by
僕はそこそこ革新的なつもりでいるけれど、生命倫理になると、どうも保守的になってしまう。なんでだろうね。 サバからマグロが産まれる!? !?がついているように、産まれる、と言い切ってはいないけど、もうじき出来るだろう、という話。 マグロに比べてサバの養殖施設はコンパクトで済む。...
僕はそこそこ革新的なつもりでいるけれど、生命倫理になると、どうも保守的になってしまう。なんでだろうね。 サバからマグロが産まれる!? !?がついているように、産まれる、と言い切ってはいないけど、もうじき出来るだろう、という話。 マグロに比べてサバの養殖施設はコンパクトで済む。そのサバの腹からマグロが生まれてきたらウハウハ。そういう話。もちろん金儲けの話として書かれているわけではなくて、希少生物を救う、という大義がある。のだけど、なにか釈然としない。 精母細胞から卵をつくるとか、そんなことがすでに出来てしまっている。ヤマメにニジマスを産ませることも出来ている。サバとマグロもおなじサバ科。しかし、マグロの始原生殖細胞を手に入れるのは、これまた難しい…。 サイエンスとしてもテクノロジーとしても、そしてサクセスストーリーとても面白い話。 なのだけど、マグロの減少が僕らが食っちまったから、という後ろめたさを差し引いても、これでいいのかな、という気持ち悪さが残る。ES細胞もちょっと気持ち悪いのだけど。 そして、サバから生まれたマグロ、というレッテルに日本人の胃袋は耐えられるのか。 それと、これも極めて局部的な、個人的な、そしてこの研究の価値を左右しない嗜好だけど、マグロよりサバが好きなんだ、僕。
Posted by
サバにマグロを産ませるという壮大な試みが成功に近づいている。 サバとマグロはそれぞれサバ科で近縁種。 既にヤマメにニジマスを産ませることには成功している。 卵、精子の形成過程は、「始原生殖細胞」→「卵原・精原細胞」→「卵・精母細胞」→卵もしくは精子 ができる。ニジマスの「始原生殖...
サバにマグロを産ませるという壮大な試みが成功に近づいている。 サバとマグロはそれぞれサバ科で近縁種。 既にヤマメにニジマスを産ませることには成功している。 卵、精子の形成過程は、「始原生殖細胞」→「卵原・精原細胞」→「卵・精母細胞」→卵もしくは精子 ができる。ニジマスの「始原生殖細胞」をヤマメに移植することでニジマスを産ませることに成功した。このときヤマメには処置をしてヤマメの卵や精子は出来ない処理を施す。 しかし、マグロの場合は「始原生殖細胞」を取ることが困難な魚であった。広大な海で行きており、マグロはその数が特にすくないという特性を持っていた。 そのため、「精原細胞」を使うことを試みた。成功!オスに「精原細胞」を移植するとその精子をつくった。次に、なんとメスに「精原細胞」を移植した...卵ができたのである。 現在の段階では、まだサバがマグロの精子や卵を産むまでに至っていないがもう頂上はすぐそこというところに来ている。 著者の誠実で粘り強い研究姿勢や研究室の人たちへの温かい配慮などがにじみ出ている文章でその面も好感の持てる内容でした。
Posted by
アマゾンに注文しました。 (2014年11月3日) 届きました。 (2014年11月5日) 読み始めました。 (2014年11月11日) いや、すごいですね、この本。 (2014年11月13日) ぜひ書店で手に取ってみてください。 (2014年12月04日)
Posted by
- 1