初恋は群青に溶ける の商品レビュー
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やさしく触れたい 休養中のケンゴと、音楽室で出会ったのは一度も教室に来ない生徒・吉岡。「吉岡さんの笑った顔が見たいです」と傷ついた少年たちの心に、優しい愛がじんわりと広がっていきます。あなたの温もりを感じながら過ごしたい!ゆき林檎先生の描く繊細な高校生たちの恋心と、優しく触れるふたりの距離感に涙です。
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同級生から性的嫌がらせを受けて留年した吉岡に惹かれていくケンゴ。過去のせいで触れあうことを怖がっていた吉岡だけどケンゴの誠実さに少しずつ心を開いていく。最終的には上書きエッチへと(*ノ▽ノ) ケンゴが昔の嫌がらせ相手に謝罪を求めに行くシーンもあって嬉しい。静かな雰囲気でさらっと描かれててじんわり心に広がってきます。
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野球の練習中に肩を壊し、落ち込むケンゴは、放課後の音楽室で無愛想な生徒と出会う。翌日、彼が同じクラスで、一度も教室に来たことがない生徒・吉岡だと気づいたケンゴは、再び音楽室を訪れる。掴みどころがないが、居心地のいい吉岡のもとに足繁く通うようになるが、彼がかつてひどいいじめにあい、...
野球の練習中に肩を壊し、落ち込むケンゴは、放課後の音楽室で無愛想な生徒と出会う。翌日、彼が同じクラスで、一度も教室に来たことがない生徒・吉岡だと気づいたケンゴは、再び音楽室を訪れる。掴みどころがないが、居心地のいい吉岡のもとに足繁く通うようになるが、彼がかつてひどいいじめにあい、留年していたことを知り――。 傷ついた少年たちの再生を描く青春ラブストーリー。
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甘くて苦い青春学園モノでした。 高校生の男の子たちのセンシティブな心のうちを丁寧に描いていて、それが柔らかな絵のタッチと上手く溶け合っていて読後はすごくあったかい気持ちにさせられました。 野球部のピッチャーで肩を壊していて辛い気持ちを抱えているケンゴと、留年しているワケありな吉...
甘くて苦い青春学園モノでした。 高校生の男の子たちのセンシティブな心のうちを丁寧に描いていて、それが柔らかな絵のタッチと上手く溶け合っていて読後はすごくあったかい気持ちにさせられました。 野球部のピッチャーで肩を壊していて辛い気持ちを抱えているケンゴと、留年しているワケありな吉岡の距離が少しずつ近づいていく感じがかわいくて… 吉岡はイジメによる暗い過去があるけど、それについてむやみに興味を抱かずにいつも一緒にいてくれるケンゴは、いつの間にか彼の中で安心して頼れる唯一の存在になっていたんだろうなと思えました。 そしてまたケンゴも吉岡を好きになったことで、人として男としてぐっと成長した気がします。 吉岡と先生との関係も立場をわかった上で、相手のことをすごく考えていて思いやる互いの気持ちが優しくて切なかったです。 先生のそのやさしい気持ちがケンゴにとても自然な形で受け継がれているのがよかったです。 どのシーンも胸にキュンとくるものがあるんですが、つかず離れず微妙な距離感を取りながらも相手の気持ちを思いやる二人がやがて手をつなぎあったりするところは、ただ手をつないだだけなのにものすごく萌えてしまいました… そして、一年早く生まれてくれば、という言葉にもうるっときました……すべての想いが込められていて涙です。 描き下ろし「初恋の行く末」で5年後の二人の幸せな姿を見ることができて安堵しました!
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ゆき林檎さん、初めて読みました。 一般マンガに行ってしまいそうな気配が ビンビンする安定感のある作画とストーリーのうまさ。 高校生モノ。 肩を壊した野球部のケンゴは、放課後の音楽室で 無愛想な生徒・吉岡と出会う。彼は高校をダブっていて つっけんどん。次第に近づくけれども、彼が過...
ゆき林檎さん、初めて読みました。 一般マンガに行ってしまいそうな気配が ビンビンする安定感のある作画とストーリーのうまさ。 高校生モノ。 肩を壊した野球部のケンゴは、放課後の音楽室で 無愛想な生徒・吉岡と出会う。彼は高校をダブっていて つっけんどん。次第に近づくけれども、彼が過去に 性的暴行を受けていたことを知る。 そのあと、吉岡視点の話でそれなりにえぐい ことがあったことが語られて、傷付いた吉岡を全部 受け止めようとするケンゴの姿が描かれる。 せつなくてビター。 そして、吉岡さんの淡々としながらも 傷付いているキャラに萌えまくる… 装丁:川谷デザイン
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ゆっくり話が進んでいきます。 いつもいない同級生。その姿を見たのは音楽室でのこと。叔父が音楽教師をしていたので、そこに行くと彼はいた。そいつが『いない同級生』だった。 まあ、この同級生に辛い過去があり人間不信を徐々に溶かしていき最後は…。 描き下ろしで社会人になった2人が描かれて...
ゆっくり話が進んでいきます。 いつもいない同級生。その姿を見たのは音楽室でのこと。叔父が音楽教師をしていたので、そこに行くと彼はいた。そいつが『いない同級生』だった。 まあ、この同級生に辛い過去があり人間不信を徐々に溶かしていき最後は…。 描き下ろしで社会人になった2人が描かれています。 何気ない日常ですが、ほのぼのと心温まるお話でした。
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うーん・・・全体的にお話が暗くてヘビーな感じで、ラストは静かにハッピーエンドな感じ。 ゆき林檎さんはこういう静かな雰囲気の作品が多いですね。 次は甘々のが読んでみたいなー
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野球部の練習中に故障してしまったケンゴがふと足を運んだ音楽室で今まで教室では見たことのなかったクラスメイトの吉岡と出会ったことが始まりです。どこか儚げで人を寄せ付けない吉岡に次第に惹かれて行き、彼の特別な過去を知ってからはそれを受け入れて傍に居たいと思うようになるケンゴ、けれど吉...
野球部の練習中に故障してしまったケンゴがふと足を運んだ音楽室で今まで教室では見たことのなかったクラスメイトの吉岡と出会ったことが始まりです。どこか儚げで人を寄せ付けない吉岡に次第に惹かれて行き、彼の特別な過去を知ってからはそれを受け入れて傍に居たいと思うようになるケンゴ、けれど吉岡は簡単には頷けず複雑な心境になってしまいます。 最初はただの友達だった二人の関係がまるで氷が溶けるように自然に近づいて移り変わってゆく様が好きです。 本編とはあんまり関係ないですがケンゴの友人みんな良い奴過ぎて地味に好感でした(笑)
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透明感のある、2人の淡い関係が印象的でした。 吉岡の背後は暗くて重いのですが、そこをあえて重くしすぎないお話の作りが好きです。 2人が想い合うまでも丁寧に描かれていましたし、上手く1冊にまとめられているなと。 青春かというとあまりその要素が無かったようにも思うのですが、ゆき林檎...
透明感のある、2人の淡い関係が印象的でした。 吉岡の背後は暗くて重いのですが、そこをあえて重くしすぎないお話の作りが好きです。 2人が想い合うまでも丁寧に描かれていましたし、上手く1冊にまとめられているなと。 青春かというとあまりその要素が無かったようにも思うのですが、ゆき林檎さんの繊細なタッチと、高校という舞台がとてもマッチしていました…!次の作品も楽しみです。 装丁デザインは川谷デザイン。素敵です。
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私、高校生BLを心の底から愛してるんですけど、その想いが十二分に報われる物語でした。切なくて淡くてどこかヒリヒリする高校生BL。これからも積極的に摂取していきたい…
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