入り婿侍商い帖(二) の商品レビュー
縁あって旗本の次男だったが搗き米屋の婿となった角次郎。不作により米が手に入りにくくなっていて舅と共に頭を痛めていた。そんな時角次郎は仕入れの為に出かけた関宿で米の横流しの疑いをかけられ牢に入れられてしまう。 悪どい米問屋との争いや、言葉を発する事ができず未だ打ち解けあっていない妻...
縁あって旗本の次男だったが搗き米屋の婿となった角次郎。不作により米が手に入りにくくなっていて舅と共に頭を痛めていた。そんな時角次郎は仕入れの為に出かけた関宿で米の横流しの疑いをかけられ牢に入れられてしまう。 悪どい米問屋との争いや、言葉を発する事ができず未だ打ち解けあっていない妻万起との関係など様々な問題が山積だが、持ち前の真面目さと剣の腕で活躍していく。
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角次郎は、祖父の法事に妻と義父と出向いた。 父も母も嬉しそうだ。 小口の貧乏人にも、分け隔てなく米を融通するので、今では遠い場所からもわざわざ大黒屋に米を買いに来る人で、朝から列ができる毎日だ。 このままでは、倉の米がつきてしまう。 新しい仕入れ口を探さねば。 菩提寺の改修に伴...
角次郎は、祖父の法事に妻と義父と出向いた。 父も母も嬉しそうだ。 小口の貧乏人にも、分け隔てなく米を融通するので、今では遠い場所からもわざわざ大黒屋に米を買いに来る人で、朝から列ができる毎日だ。 このままでは、倉の米がつきてしまう。 新しい仕入れ口を探さねば。 菩提寺の改修に伴い、寺では広く寄付を募っている。 菩提寺であることと、角次郎の気概に貸してくれることとなった。その金で野田へ再び向かう。 そこでは、思うように量を購入できずに足を伸ばすと。 闇米の事件の犯人と誤解され牢に入れられたりと今回も大変な角次郎。関藩の事件にも関わり大活躍の第2巻。
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第二弾 新たに米を仕入れるために関宿藩領へ、闇米商いの連中に間違えられ投獄、義父と妻が窮状の助っ人に、身代わりに牢へ 今回で勘定奉行親子は潰したが、背後の大物までは行き着かなかった!
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- ネタバレ
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2017.10.22読了。善兵衛が山吹色のあれは、魔物です。と言ってるのを読んで今の魔物は札束で、きっともっと先には目に見えない電子マネーとかになっていくのだろうが、当時の現物の魔力はその輝きも相まってさぞ強かったのだろうなと思った。刀に付いてる小さい刃の小柄というのは読んで調べて初めて知った。にしても体術があるのって便利だなぁ!しかも免許皆伝の腕前。普通の商人だったらできなかったであろうことでも角次郎だからこそできた事が多々あるな。佐柄木屋と揉めてるから尚更色々役に立つ!アスタリスクとして×××が唐突に出てきたのは結構印象に残った。場面の転換の意味なのだろうが一般的には✳︎だ。でも物語のトーンに確かに✳︎は合わない。だから×なのか?今回も大詰めで大活躍だったお万季ははたから見たらただのリア充といえどまだ声が出るようになってないし、佐柄木屋との決着もつかなかったから物語は(三)に続くのかな?にしても我慢してる角次郎エライな。心は武士なんだな。1巻より表紙の絵やあらすじの文はいいと思う。ただ表紙に文字が多い。
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シリーズ2です。 今回は濡れ衣で投獄されて、婿入りした家族との心の通い合いあり、どんどん引き込まれてしまいました。 それにしても、ひどい悪人がいるものです。 主人公が最後には悪を懲らしめるとは分かってはいても、よくぞ切り抜けてくれたと喜んでしまいました。
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時代小説の、ミステリ。 悪は懲らしめられるのだろうな、という安心感を持ちながらも、ページを繰る手を止められませんでした。
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