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かっこうの親 もずの子ども の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2022/08/12

夫婦とは。家族とは。子供とは。自分にとってそう遠くない未来に、どういうことがあるか分からないけれど、多分ぼんやり想像していることは奇跡の上に成り立っているんだろうなと思う。

Posted byブクログ

2022/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

五島列島に行くまでは面白かったです。教会に行ってミサを見た辺りから宗教っぽい雰囲気になっちゃって、その後もソウルメイトだとか前世療法だとか出て来たのに冷めてしまいました。 トモや自分の母親とのことにもっと統子の気持ちを向けて欲しかった。恒太くんのことはともかく、ゆあんちゃんと大輝くんのことは要らなかったと思います。 エピソードがたくさんあり過ぎてAIDのこととか埋もれてしまった気がします。

Posted byブクログ

2021/12/28

統子の子どもへの深い愛情があふれていました。可愛くて可愛くてたまらない気持ちがすごく伝わってきた。 だけど、非配偶者間人工受精(AID)で子どもを授かった自分の選択、シングルマザーでの子育てへの不安や苦しみもあって…。 仕事や保育園でのトラブル、体調不良で子どもにキツく当たったり...

統子の子どもへの深い愛情があふれていました。可愛くて可愛くてたまらない気持ちがすごく伝わってきた。 だけど、非配偶者間人工受精(AID)で子どもを授かった自分の選択、シングルマザーでの子育てへの不安や苦しみもあって…。 仕事や保育園でのトラブル、体調不良で子どもにキツく当たったり、理想と現実の間で苦しくて気持ちの整理がつかなくてグチャグチャになるのが痛い程わかって辛かった。 色々ありすぎて感情が追いつかない。読んでいて切なくなりました。 子どもを授かって、今元気でいてくれることは本当に奇跡♪ 感情をグラッグラに揺さぶられました。 降りかかる困難の最中にあっても、支えてくれる人の存在や、出会い、小さな幸せもあって、毎日を大事に生きていこうと思えた。 読後は、子どもを抱きしめたくなりました。 『あの頃の自分に声をかけてやりたかった。お疲れさま、がんばってるね。と誰かに言ってもらえるだけで、どれほどの力をもらえたことだろう』

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2021/06/20

精子提供を受けて出産したシングルマザーの話。 この作品は、読んでいて嫌な気分になる人もいるんじゃないかな、と思う。 命を授かる事も育てる事も、簡単な事じゃなく奇跡なんだって事を伝えたいのかなと。 この作者さんの作品を読むのは、「さしすせその女たち」に続いて2作目なんだけど、ど...

精子提供を受けて出産したシングルマザーの話。 この作品は、読んでいて嫌な気分になる人もいるんじゃないかな、と思う。 命を授かる事も育てる事も、簡単な事じゃなく奇跡なんだって事を伝えたいのかなと。 この作者さんの作品を読むのは、「さしすせその女たち」に続いて2作目なんだけど、どちらも男性が頼りなく、女性がしっかりしている。

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2021/03/09

読みやすかった。シングルマザーの育児は大変だよ。子供が産まれてくることは奇跡みたいなもんだよってことが言いたいのかな?と考えて家族と一緒にいる普段の生活を大切にしたいと思った

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2020/08/28

問題のない親なんていない。 妊娠するのが当たり前でもない。妊娠しても必ず生まれてくるわけでもない。子どもが自分より先に死んでしまうことだってある。 どうしようもないことなんて世の中にはたくさん溢れてるのに、そこを受けとめるのが怖い。

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2020/05/24

こどもがいなければ欲しいと願い、こどもがいれば独身時代の自由奔放な日々を懐古する。こどもは自分を選んできてくれたのに。どんなネグレクトな親にでも、自分の存在が両親を成長させるからと舞い降りる命の尊いこと。目の前にいる命が自分へのかけがえのないギフトだと思うと、かっこうが親でも、も...

こどもがいなければ欲しいと願い、こどもがいれば独身時代の自由奔放な日々を懐古する。こどもは自分を選んできてくれたのに。どんなネグレクトな親にでも、自分の存在が両親を成長させるからと舞い降りる命の尊いこと。目の前にいる命が自分へのかけがえのないギフトだと思うと、かっこうが親でも、もずがこどもでもいいじゃないか。今ある命は奇跡の連続の賜物なんだから、それだけで充分。日々感謝して大切に生きよう。

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2020/02/01

シングルマザーの目を通した、親子の絆の話。「生殖医療、保育園問題など、出産と育児にまつわるテーマ」と案内にはあるけれど、保育園についてはそんなに大きなポイントにはなっていないかな。自分がまったく同じ立場ではないからよくわからないけど、それをそこまで気にする?と思う部分と、そうだよ...

シングルマザーの目を通した、親子の絆の話。「生殖医療、保育園問題など、出産と育児にまつわるテーマ」と案内にはあるけれど、保育園についてはそんなに大きなポイントにはなっていないかな。自分がまったく同じ立場ではないからよくわからないけど、それをそこまで気にする?と思う部分と、そうだよね、と思う部分と。

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2019/11/21

子どもはすべて親の都合で生まれてくるんだな。望んでいたとしても考えてなかったとしても、避妊しないで性行為している以上子どもが生まれる可能性がある。この人は避妊治療のうえ子どもを産んでいるけど、それだって親の都合なんだなーって考えた本。でも、子どもは愛される。

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2019/07/07

不妊治療の末に授かった息子とよく似た子供を見かけ、その謎に迫っていく物語かな?と思っていたけど、その要素は薄かった。 良い意味で期待はずれ。 息子を育てる親の戸惑いや葛藤、切なさ、愛しさ…そういう感情がいろんなところから溢れ出ていた。 今、妊娠中の私には不安を掻き立てられるよう...

不妊治療の末に授かった息子とよく似た子供を見かけ、その謎に迫っていく物語かな?と思っていたけど、その要素は薄かった。 良い意味で期待はずれ。 息子を育てる親の戸惑いや葛藤、切なさ、愛しさ…そういう感情がいろんなところから溢れ出ていた。 今、妊娠中の私には不安を掻き立てられるような描写もあったけど、だからこそ身近に感じられたのかもしれない。

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