タオを生きる の商品レビュー
夫君のスティーブン・ミッチェルが『老師 道徳経』の英訳を刊行しベストセラーとなった。それを読み聞かせ、バイロン・ケイティがコメントしたものを編んだのが本書である。否定からも肯定からも離れて自由闊達に語るケイティは、決して老子の言葉に固執する信者ではない。 http://sesse...
夫君のスティーブン・ミッチェルが『老師 道徳経』の英訳を刊行しベストセラーとなった。それを読み聞かせ、バイロン・ケイティがコメントしたものを編んだのが本書である。否定からも肯定からも離れて自由闊達に語るケイティは、決して老子の言葉に固執する信者ではない。 http://sessendo.blogspot.jp/2017/08/81.html
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ちょっと難しいかな。 でも4つの質問に対して、自分が書いた文章を置き換えていく作業ってそして言葉にして言ってみるというあたり、心屋さんがテレビとかでやってたのと似てて、なんとなくイメージできました。 私も質問して置き換えて、さっそくやってみようと思います。 それには考え方が身につ...
ちょっと難しいかな。 でも4つの質問に対して、自分が書いた文章を置き換えていく作業ってそして言葉にして言ってみるというあたり、心屋さんがテレビとかでやってたのと似てて、なんとなくイメージできました。 私も質問して置き換えて、さっそくやってみようと思います。 それには考え方が身についてないと、置き換え方がわからないかも。その考え方がタオ、なんですね~。たぶん。
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この本は「今」出逢うべき時に出逢った。マインドフルネスにも通じる考えを学べかつ実践出来る。 この本を短く説明すると「辛さを作っているのは自分」ということである。タオを生きているのであれば、自らを苦しめることから自由になれるということである。辛さの原因が自分にあるのだという主張には...
この本は「今」出逢うべき時に出逢った。マインドフルネスにも通じる考えを学べかつ実践出来る。 この本を短く説明すると「辛さを作っているのは自分」ということである。タオを生きているのであれば、自らを苦しめることから自由になれるということである。辛さの原因が自分にあるのだという主張には抵抗があるだろう。我々は苦しいという状況は外からくると思っているのが一般的だからである。私もその一人だった。しかし、さまざまな書物に触れたり、色々なプログラムを通じタオやマインドフルネスといったものを理解しつつあるようだ。 本の中で、筆者と問題を抱える当事者の公開対話が幾つか収録されている。幾つかのその対話を読んで涙してしまった。その中で頻繁に筆者が促すのは当事者があらかじめヒアリングシートに書いた言葉を言い換えることである。ネガティブな言葉を言い換えたり、当事者が問題を生じさせているという相手を当事者自身に入れ替えたりする。それを繰り返していると、自らが「幻想」として苦しみを生み出しているということを気付くのである。 ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」でもどんな環境であっても自分自身には選択する自由があったという。この言葉に行き着いたのは、ナチの収容所での過酷な体験によるものである。マインドフルネス、つまるところの釈迦(シッダールタ)の悟りも同様な過酷な修行の果てに為されたもののようだ。それは事実として受け止めていいのでは無いかと思っている。科学としてはまだまだ解明されていないとは思うが、「我々は存在しているだけで宇宙に愛されている存在」であり、ありのままを受け入れることでどんな苦痛も受容可能」であり、「苦しみを生み出しているのは自分の想い」なのである。少なくてもそう信じることで、より良い生き方ができる存在なのである。 すぐに信じることは難しいかもしれないが、苦しんでいると思っている人にこそ読んで損は無い一冊である。
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思考が抵抗して読みが進ます、いったん挫折。 あるがままの世界には善も悪もなく、生まれることも死ぬこともないという著者の「いま、ここ」観には大いに惹かれるだけに、現実的な生活上の判断や周囲との付き合いにどのような対応をしているのか知りたい。 再読すべし。 14-179
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