お勝手太平記 の商品レビュー
老嬢の手紙なのだからエネルギーに溢れている訳ではない筈なのに、なぜか読むとぐったりしてしまう。 Kさんが著者の小説の中では、「なかなかもののわかっている」風なのに、去勢されていない感じがするのは何故だろう? アキコさんと結婚するには去勢されていては(夏之さん、中野勉など)無理だか...
老嬢の手紙なのだからエネルギーに溢れている訳ではない筈なのに、なぜか読むとぐったりしてしまう。 Kさんが著者の小説の中では、「なかなかもののわかっている」風なのに、去勢されていない感じがするのは何故だろう? アキコさんと結婚するには去勢されていては(夏之さん、中野勉など)無理だからかな。
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いるいる、こーゆー人。 初老の女性の他人への悪口、嫌味と自分の自慢。 自分は、上品だと思っている。 読むのが辛かった。
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お手紙の本です。 時代が合って(50年前くらいに青春期をおくった人)、映画好きな人には楽しいと思います。 私には古すぎてわからないことが多すぎでした。
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毒舌家というか、皮肉屋というか、ひとこと多い人というか・・・ イヤミな初老の女性。 こんな人とは友達付き合いできないなあ、でも、学生時代からのくされ縁みたいになってしまうのだろうと思いながら読んだ。 辛辣で、批評も鋭いのだけれど。 母親というのは、娘の相手を見るといつだって、...
毒舌家というか、皮肉屋というか、ひとこと多い人というか・・・ イヤミな初老の女性。 こんな人とは友達付き合いできないなあ、でも、学生時代からのくされ縁みたいになってしまうのだろうと思いながら読んだ。 辛辣で、批評も鋭いのだけれど。 母親というのは、娘の相手を見るといつだって、もっと出来の良い青年が(いくらでも、とまではいわないけれど)いたはずだ、と考えてるような気がします。 127ページ 大した用事でもなんでもないのに、なんか妙にアタフタと小忙しい日々が続くと、なにしろ、もう年が年ですから、そのあと反動で何もしないでぼうーっとしている日が何日か続くことになるわねえ(少し、オーヴァな言い方ですけど)。162ページ
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母の周りのあの人この人を思い起こしながら読んだ。ミッション系という設定がなんともはまる。よろしうございました。
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自分勝手かつ皮肉にまみれ、しかも話が飛びまくり。 実に苦痛で、心が折れ、挫折した。 女とはこういう生き物なのでしょうか。 私はこうはありたくない。
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この本は、私の女との会話の嫌いな所が、てんこ盛りで、勘弁と思い、途中放棄。こういう人が身近にいたら、距離を置くな。 好きな人には、たまらない内容でしょう。読者を選びます。
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女性のやりとりって本当に自分の思い付いたことをつらつら並べてるんだなぁということがよく見えた以外、小説なのか私信を並べたものなのかすら不明で読みづらい。 引用されてる映画も音楽も知らないものばかりだし。
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書簡体小説。 一人の女性が書いた手紙。 一言ですむ話を20分かけて 横道にそれまくりながら話す 母の話を聞いてるようで とても苦痛だった…
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「手紙の吸血鬼」と化したアキコさんが日々書き続ける手紙たちで構成された小説。お手伝いさん、お友達、お友達の旦那さんなど相手は違えど内容はほとんど映画や小説、新聞の投書欄について、昔話などの雑談。あまり書くとネタバレになるけれど、結末は、あ、やっぱりそうだったんだっていう感じだった...
「手紙の吸血鬼」と化したアキコさんが日々書き続ける手紙たちで構成された小説。お手伝いさん、お友達、お友達の旦那さんなど相手は違えど内容はほとんど映画や小説、新聞の投書欄について、昔話などの雑談。あまり書くとネタバレになるけれど、結末は、あ、やっぱりそうだったんだっていう感じだった。でもそれをさみしいとかは思わなくて、年を取るってなんだかすごいなあと妙な感想を持ってしまった。タイトルから谷崎の「台所太平記」、著者の「恋愛太平記」を思いつくんだけど、たぶん「台所~」に近い感じ、で、「恋愛~」は四姉妹の長編小説だし「細雪」を彷彿とさせる。 作中で何回か「瘋癲老人日記」のエピソードが出てきた。読み返したくなったけど私は「鍵」のほうが好きだ。
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