もっとうつわを楽しむ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しろ、青、柄物などの器を、どのように配置し、使い、楽しむのかということがテーマ。青いお皿で北欧風にとか。お皿の真ん中に料理を盛る。柄を見せたり、空間を使って見たり。料理とアートは表裏一体である。だからこそ、うまい料理人はアート的な感性も必要なのだ。 岩井窯の山本教行さんの言葉が非常に良い。「2歳の子供でも、焼き物は壊さないように扱います。乱暴にすると壊れるという認識が、すでに頭の中にあるから、丁寧に扱うことを体で覚えていく」「なんでも軽ければいいわけではない。小野にはそのものに見合った重さがある」子供用のご飯じゃわんを作る山本さんの温かい眼差しには恐れ行った。
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