Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理 の商品レビュー

田中竜馬(著者)

2024/05/28

田中先生の呼吸器の本は三冊目となる。どの本も明快な説明がなされていて、わかりやすかったがやはりロングセラーの本書がその網羅性では抜きん出ている。
この設定がいいよと教えてくれる本は数あれどこの設定はここが盲点になるから注意とか他書でもなかなか説明がされていない患者と呼吸器の同調性の調節についてしっかりと書かれているところが非常に勉強になった。
呼吸器のアラームが鳴った時に即座に対応できるレベルに持って行けるまで繰り返し読む。

2024/07/04

【学内】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000027244
【学外】
https://elib-maruzen-co-jp.iuhw.remotexs.co/elib/html/BookDetail/Id/3000027244
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2017/06/18

人工呼吸管理について非常にわかりやすく解説してくれています。
人工呼吸器の理論や生理を解説した本はたくさん読みましたが、ここまで臨床につながる形で記載してくれている本には初めて出会いました。

呼吸器に慣れた人であっても、人工呼吸器の使い方は指導医から教わりながら、試行錯誤しながら、使えるようになっていった人が多いのではないかと思います。（僕もそうです）
このような場合呼吸器管理はおこなえるようになるものの、どのプラクティスが標準的なプラクティスか、それともローカルルールなのかがわからないままとなり、柔軟な管理、自信を持った管理はできません。
この本を読むことで知識の整理ができ、少し自信を持った管理ができるようになったように思います。

もちろん人工呼吸器の初学者には特にオススメです。このような素晴らしい本に初学者の間に出会えるというのは羨ましいことです。