生きる意味109 の商品レビュー
人生最大の不安は死。死を恐れない生き方が重要ということは理解したが、解決策が書いてあるわけではない。
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楽しみにしていたが、いつ「本題」に入るのかなと、思いながら「えっ」って感じで読み終わってしまいました。 ちょっとくどい部分もあり途中ペースが落ちる。 結局は仏教を学びなさい。仏教を学ばないと本当の生きる意味がわからないということ?かな? 完結の8章があればよかったのに。
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新聞広告に出ていた本なのでワクワクして読んだのですが 後半の本質の部分が尻つぼみというか とてもわかりにくく、心にストンと落ちてくる感じがしなかった ちょっと残念です。
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一般的な自己啓発本とは少し違うなと思い惹かれ購入。読み進めてきた。 名のある哲学者、文学者たちが、同じように生きる意味について悩み、そして答えが出ないまま死んでいったのだ。 と、ここまでは、良かった。 それ以降は、結局何が言いたいって、、、。 この本は仏教の導入本。勧誘本。しかもくどい。 宗教を否定する訳ではないけど、なんか私が求めていたものとは違った。
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生きる意味とは、難渡の海を度する大船、大悲の願船に乗ること、そうして死という後生の一大事を解決し、無碍の一道に出ること。そのためには仏教を聞くこと。 この主張に辿り着くまでに、生きる意味を勘違いしている考え方への批判や、天才・偉人と呼ばれる人物も生きる意味を見つけられず、死を前に苦悩しているといった残念な間違いが延々と説明される。ただし、批判も一面的なところが感じられるし、偉人の言葉にしても一部を取り上げているだけなので、全体の文脈の中で語られている内容と合っているとは限らないように思える。 この本には仏教の教えの内容、いかに大船に乗るのかということは書かれていないので、この本を読んだだけでは後生の一大事は解決しない。 仏教に救われる点があるとしても、過去未来の全人類にあって、唯一仏教を聞くしか生きる意味を見つけることができないという主張には同意しかねる。 14-182
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チェック項目9箇所。「何のために生まれてきたのか」という本当の生きる意味を、多くの人が求める時代に入ってきたのです、これまでと同じ努力を続けるだけでは、もはや幸せはありません。この本で明らかにする「生きる意味」は、「私たちは何のために生まれてきたのか」「なぜ生きなければならないのか」「生まれてから死ぬまでに、何をすれば『人間に生まれてよかった、人生これ一つだった』と満足できるのか」という人生の目的なのです。実際、もし地球上の他の生命と人間とに同じ確率で生まれるとすれば、他の生き物に生まれる確率のほうがはるかに高くなります、人間は70億程度ですが、マンボウという魚は一回の産卵で2~3億個の卵を産むといわれます。ビートルズは成功し、ツアーをやめ、欲しいだけの金や名声を手に入れ、最後に、自分たちは何も手にしていないことに気づいた(ジョン・レノン)。飛行機なら、飛びながら壊れた所を修復して、航続距離を伸ばすことはできますが、飛行機は修理するために飛んでいるのでありません、医学は、治療して命を延ばすことはできても、延ばした命で何をするかについては答えないのです、やはり医学は生きる手段です。生きる意味について、よくある七つの間違い 1生きるために生きる2成長するために生きる3他の誰かのために生きる4愛のために生きる5自己実現のために生きる6生きたあかしを残すために生きる7生きること自体が大事 幸福に二種類あることを知らないからです、二種類とは、「相対の幸福」と「絶対の幸福」の二つです、この二つは全く違うものなのですが、あなたがこれまで求めてきた幸福は、実はすべて「相対の幸福」であったのです。「相対の幸福」……誰もが今まで求めていた、比べて分かる幸福、これには、幸せになれない三つの弱点があります、1どこまで求めても、キリがない2喜びが続かない3死んでいく時には、総崩れになる。反対に、死は暗いから、見ないように考えないようにしています、ところが、その暗い死がやってくるのは百パーセント確実です、ですから、生死の解決をせずに明るい生を送ることはできないのです。
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「あなたは何のために生きていますか?」 と問われて、何て答えるでしょうか。 多分、仕事のためですって言う人、いないと思います。 ほとんど。 でも普通、幸せになるためですとかいう風に答えると思います。 では、幸せとは? 本書では、手段と目的の違いを明示しながら、目的とは完成さ...
「あなたは何のために生きていますか?」 と問われて、何て答えるでしょうか。 多分、仕事のためですって言う人、いないと思います。 ほとんど。 でも普通、幸せになるためですとかいう風に答えると思います。 では、幸せとは? 本書では、手段と目的の違いを明示しながら、目的とは完成されたものでることだということを、あらゆる思想家や哲学者などの言葉を引用しながらも、その答えを仏教は2600年前から伝えているということで、掘り下げていく。 お金や地位、家族といったものを手に入れるという「相対的な幸せ」はどこまで求めてもキリが無いし、喜びが続かない、死んでいくときには総崩れになる(6章より)という理由で目的にはなり得ず、代わりに「絶対的な幸せ」があるという。 しかし、そのためには、まず、終着点「死」おの問題を解決する必要があるとする。 「死の問題を解決するのが、人生の一大事である」(西田幾多郎)というように、誰もが100%迎える死を解決することが、生きていて良かったという幸福を手に入れることが出来るとする。 順境も逆境もよしと出来るその境地に至れる助けをするのが仏教であると。 短い人生、後悔の無い人生を送るための、きっかけになる本かもしれない。
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