TOEICじゃない、必要なのは経済常識を身につけることだ! の商品レビュー
比較的好きな著者であるのだけれど、この本の内容とタイトルは一致してないんじゃないかなと思った。 経済のセンスを身につけたい。
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経済センスをプッシュした本かと思って読み進むと、ポジティブシンキングにドン引きしたり、起業家のアニマルスピリットを推奨したり、つまりは迷い挫折しているロスジェネ世代が世間の、特に訳知り顔の大人のウソに騙されたり、流されたりすることがないようにというエールだと感じた。 主張のポイン...
経済センスをプッシュした本かと思って読み進むと、ポジティブシンキングにドン引きしたり、起業家のアニマルスピリットを推奨したり、つまりは迷い挫折しているロスジェネ世代が世間の、特に訳知り顔の大人のウソに騙されたり、流されたりすることがないようにというエールだと感じた。 主張のポイントの部分は参考になるが、特定個人や事件、世界情勢などの見方が陰謀シナリオ的というか一面的かつ過激な感じがして、それをストレートに表現するところに薄っぺらさを感じた。 14-187
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経済はもちろんのこと歴史の教養も必要なようだ。沈み行く業界にも成長企業があるし、伸び行く業界にもヤラレ役のダメ企業がある。年金は破綻しない。不安を煽るマスコミを鵜呑みにしてはいけない。ピンチはチャンス。日本ほど可能性に満ちた国はない。ポジティブシンキングの元ネタが基督教だとは知らなかった。恥の文化で安定志向で根暗の日本人にぴったりだと思ってたので驚いた。中小企業の社長は借金をしてでも社員の給料を払い続けてるというが、給料を延滞しても自分の取り分を確保していた社長の下で働いていた身としては甚だ疑問。
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私が普段読まない分野の本なので、すべてを理解することはできなかったが、歴史や経済学も面白そうだと感じた。歴史を知って現在と向き合うという章で、「保守主義」が紹介されていた。現状の問題点を認めつつも、現実を無視して一気に改善するのではなく、現実と妥協を図りながら少しずつ改善していく...
私が普段読まない分野の本なので、すべてを理解することはできなかったが、歴史や経済学も面白そうだと感じた。歴史を知って現在と向き合うという章で、「保守主義」が紹介されていた。現状の問題点を認めつつも、現実を無視して一気に改善するのではなく、現実と妥協を図りながら少しずつ改善していく。保守主義は、フランスで生まれた考えとされていて、さまざまな社会の仕組みは「何世代にもわたる無意識の人間の行為」によって形成されたもので、世の中が誰か特定の天才によって「設計」されたものではないということだそうです。誰かにすがるのではなく、自分でこれがいいのでなはないかということを考えて、行動していこうと思いました。私ももっと自由を感じられるように。
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