スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎009 の商品レビュー
宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」は久しぶりに読んだが、デビュー作でここまでやるなんて、とぶっ飛んでしまった。やっぱり天才的。加納朋子「裏窓のアリス」も雰囲気が好みだったので、1冊読んでみたい。都筑道夫「日光写真」は1回読んだだけでは何が起こったのかわからないけど、2回目注意深く読む...
宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」は久しぶりに読んだが、デビュー作でここまでやるなんて、とぶっ飛んでしまった。やっぱり天才的。加納朋子「裏窓のアリス」も雰囲気が好みだったので、1冊読んでみたい。都筑道夫「日光写真」は1回読んだだけでは何が起こったのかわからないけど、2回目注意深く読むとちゃんとわかる、その書き方が絶妙。結局順番の意図がわからなかったのだけど、どういうことだったのだろう?
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なるほど、良いブレンド具合でした。 少年冒険譚的な始まり~しっかりしたミステリーを挟みつつ、ホラー的、サイコ的な話も含んで、最後は歌野晶午、泡坂妻夫で〆る。 それにしても、日光写真が訳分からんのですが、誰か解説を~
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名作は読み継がれ、その神髄は受け継がれる。好評推理短編アンソロジー第九弾の案内人は言わずと知れた本格ミステリの旗手・綾辻行人。一九七八年、一九八八年、一九九八年のベストセレクション。宮部みゆき、東野圭吾、泡坂妻夫……名手が選んだのは、豪華そして華麗なる作品群。心ゆくまでお楽しみ下...
名作は読み継がれ、その神髄は受け継がれる。好評推理短編アンソロジー第九弾の案内人は言わずと知れた本格ミステリの旗手・綾辻行人。一九七八年、一九八八年、一九九八年のベストセレクション。宮部みゆき、東野圭吾、泡坂妻夫……名手が選んだのは、豪華そして華麗なる作品群。心ゆくまでお楽しみ下さい。
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綾辻行人によって選ばれたミステリアンソロジー。新旧取り混ぜた名作揃いなのは間違いありませんし、それぞれに違ったテイストの作品が読めるのも魅力。 お気に入りは唯川恵「過去が届く午後」。……これ、ひたすらに怖い!じわじわと迫りくる恐ろしさです。でもどこかしら哀しさもあるなあ。こんな悔...
綾辻行人によって選ばれたミステリアンソロジー。新旧取り混ぜた名作揃いなのは間違いありませんし、それぞれに違ったテイストの作品が読めるのも魅力。 お気に入りは唯川恵「過去が届く午後」。……これ、ひたすらに怖い!じわじわと迫りくる恐ろしさです。でもどこかしら哀しさもあるなあ。こんな悔やみ方はしたくないものです。 泡坂妻夫「砂蛾家の消失」も好き。確かにこの中で一番古い作品だなんて思えないなあ。
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鮮やかなのは泡坂妻夫「砂蛾家の消失」、ハラハラしたのは歌野晶午「ドア⇄ドア」、怖かったのは唯川恵「過去が届く午後」(タイトルが少々残念だ、もっと含みがないほうがよかったような)と都筑道夫「日光写真」。
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