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群青のタンデム の商品レビュー

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44件のお客様レビュー

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2024/05/22

時間軸の展開の速さに、正直ついていけなかった。 あれ、という間にもう年齢が上がってる。 あれ、という間にどんどん昇格している。 読み終わって、思い出しながら考えて、 あれが、こうなって、これが、ああなんだ~ などと、色々腑にいって、再読すれば、納得するかも。 エピローグで、今...

時間軸の展開の速さに、正直ついていけなかった。 あれ、という間にもう年齢が上がってる。 あれ、という間にどんどん昇格している。 読み終わって、思い出しながら考えて、 あれが、こうなって、これが、ああなんだ~ などと、色々腑にいって、再読すれば、納得するかも。 エピローグで、今までの事件が全て、何かを守るためにつながっていたような、驚きがあった。 気になったのは、「仲間を売らない」という考えは、 不正隠匿につながらないのかな~

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2021/04/20

警察学校同期の2人と薫の3人。短編で年数経て変化する仕事内容とわかるまで、何遍か過ぎてから。内容もだが文体が、彼 彼女から名前になったりわかりにくい。

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2019/06/14

同期の警察官の男女の連作短編です。いろいろな事件に関わりながらあっという間に年月は経ち彼らは出世していきます。一つ一つの話にはちゃんと伏線が張られています。それでもなんとなくどこかが置き去りにされているような変な違和感を持ったまま読み進めたのですがエピローグに思わずのけぞりました...

同期の警察官の男女の連作短編です。いろいろな事件に関わりながらあっという間に年月は経ち彼らは出世していきます。一つ一つの話にはちゃんと伏線が張られています。それでもなんとなくどこかが置き去りにされているような変な違和感を持ったまま読み進めたのですがエピローグに思わずのけぞりました。だからなのか!と腑に落ちた部分もありましたが読み返さないとわからなかった部分もありました。技術的に巧みだとは思いますが、もう少し分かり易い方が単純に楽しめるような気がします。

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2019/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*警察学校での成績が同点で一位だった、戸柏耕史と陶山史香。彼らは卒配後も手柄を争い出世をしていくが―。なぜ二人は張り合い続けるのか?異色の連作短篇警察小説* 章を追うごとに二人が歳を重ね、立場が上がり、状況が変わっていく連作短編集。あちこちに伏線が張り巡らされているものの、衝撃のエピソードに至るまで全く気が付かなかったため、ラストは一瞬己の目を疑ったほど。慌てて二度読みして、そうだったんだ…!と納得、でも、このラストは寂し過ぎる…。読み応えはありますが。 全体的に駆け足な物語ですが、そこを敢えてじっくり丁寧にページをめくりつつ読み込むのがお勧めです。

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2019/05/13

内容紹介 警察学校での成績が同点で一位だった、戸柏耕史と陶山史香。彼らは卒配後も手柄を争い出世をしていくが――。なぜ二人は張り合い続けるのか?ベストセラー『教場』につづく異色の警察小説。 短編集。8章あるうち3章読んで挫折。 あまりに状況説明が足りないせいで、内容について理解...

内容紹介 警察学校での成績が同点で一位だった、戸柏耕史と陶山史香。彼らは卒配後も手柄を争い出世をしていくが――。なぜ二人は張り合い続けるのか?ベストセラー『教場』につづく異色の警察小説。 短編集。8章あるうち3章読んで挫折。 あまりに状況説明が足りないせいで、内容について理解できない。 思わせぶりなセリフ、行間を読み取る事で物語の深みやウラが分かるのかもしれない。 自分のレベルでは読み取り切れず意味不明なままであり、途中断念。

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2019/04/23

2人の男女がお互い警察官として、出世を競いながら歩んで行く話です。物語としてはとんとん話が進んで行くのですが、誰がどうしてどうやって何を考えてどうなったのかよく分からないのです。整理すれば分かるし、結局はある程度理解出来たんだけれどもちょっと疲れました。 一話毎に時代がぐんと進ん...

2人の男女がお互い警察官として、出世を競いながら歩んで行く話です。物語としてはとんとん話が進んで行くのですが、誰がどうしてどうやって何を考えてどうなったのかよく分からないのです。整理すれば分かるし、結局はある程度理解出来たんだけれどもちょっと疲れました。 一話毎に時代がぐんと進んで行く流れは面白いです。最初新人として意欲に燃え、刑事になり、中堅になり、警察学校の教師になり、署長になり副署長になり。人生の縮図をさらりと読ませるあたりはやはり上手いです。 行間から心象風景を読み取らせようとするあたりは、自分の文章に自信と信頼があるんだなと思いましたが、もうちょっと親切に書いても良いのではないかなと思います。折角なかなかいい題材なのに乗り切れなかった。個人的にはですが。

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2019/03/10

エピローグに驚愕の真実が待ち受ける長岡弘樹さんの意外性に満ちた連作長編小説。本書を読んだ後の正直な感想は、あまりにも駆け足に過ぎて茫然自失している途中であっという間に事件が幕を閉じてしまう性急という他ない慌ただしさでしたね。常に第2位に甘んじて来た主人公・戸柏耕史はライバルの陶山...

エピローグに驚愕の真実が待ち受ける長岡弘樹さんの意外性に満ちた連作長編小説。本書を読んだ後の正直な感想は、あまりにも駆け足に過ぎて茫然自失している途中であっという間に事件が幕を閉じてしまう性急という他ない慌ただしさでしたね。常に第2位に甘んじて来た主人公・戸柏耕史はライバルの陶山史香と競争しながらも彼女と仲違いする訳でなくまた恋愛感情があるのでもない誠に不思議な関係性だなと思いますね。また戸柏は善人が悪人に成り得る事を本能的に察し許容していた節がありますね。耕史と史香には蟠りを捨てて何時か結ばれて欲しい。

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2018/08/05

「教場」に続く警察小説。 あの時もちょっと思ったけど‥ 今回は、二人の警察官の人生を追いつつ、連作短編でひとつひとつ事件が語られます。 警察学校で同点の主席だった戸柏耕史と陶山史香。 卒業後も成績を競い合い、気にかけ合うのです。 職場は違い、相棒というわけでもないのに。 二人は...

「教場」に続く警察小説。 あの時もちょっと思ったけど‥ 今回は、二人の警察官の人生を追いつつ、連作短編でひとつひとつ事件が語られます。 警察学校で同点の主席だった戸柏耕史と陶山史香。 卒業後も成績を競い合い、気にかけ合うのです。 職場は違い、相棒というわけでもないのに。 二人は順調に出世していくのですが。 事件の関係者だった中学生の薫が史香を慕って警察学校に入り、警官となり、30年の歳月が流れます。 意外な展開で、これも愛情の形?という‥ 長い間の気持ちを思うとズシンと来るものがあります。 「教場」はすごく面白かったんです!が、しまいに怖さが勝ちすぎて、警察学校は悪の巣窟か?!と思えてきたのと似たような~ えぇと、こんなヒドイ話でいいのか‥?っていう。 酷いと言っていいのかは、読み方もあるかも知れませんが、書き方もあると思うのです。 長い年月の挙げ句が‥ これで深く感動するというより‥後味悪くなってません? ラストの印象を除けば、全体は、言葉を選び抜いて、すっきりと仕上がっています。 「傍聞き」の頃から変わらないスタイルですね。

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2018/02/04

新米警官の戸柏耕史が、章を重ねる毎に交番勤務から刑事、教官を経て、最終話には元警視正という地位にいるまでの連続短編集。 一字一句、アンテナを立てて読むことをオススメします。伏線だらけです。 あちこちでリンクしてます。 最終話の一番大きな真実にポカーン、、、 わたしは、読み終...

新米警官の戸柏耕史が、章を重ねる毎に交番勤務から刑事、教官を経て、最終話には元警視正という地位にいるまでの連続短編集。 一字一句、アンテナを立てて読むことをオススメします。伏線だらけです。 あちこちでリンクしてます。 最終話の一番大きな真実にポカーン、、、 わたしは、読み終えた直後から読み直すことになってしまいました。 そういう訳で二度楽しめます。

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2017/09/28

とても面白かった。 捕り物劇中心ではなくある警察官と周囲の人々の成長を、警察官の人生を描く。各話ごと、年代が進んで行く。 各話、顛末を細かく語らず、読者に想像させる。最終話で見せた大岡裁きは、「仲間を売らない」で最後まで残った事件を解決に導いた。

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