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運命は「口ぐせ」で決まる の商品レビュー

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2021/01/04

本書は、医学と農学の博士号を持つ著者が「日頃口にする言葉」や「考えていること」がいかに私たちの「現実」に影響を与えているのかを説いた上で、私たちが日頃から前向きな言葉を発し、前向きな思考を心がけることの効果、重要性を教えてくれます。 誰しも、なんとなく「言葉の持つ力」「思考の習...

本書は、医学と農学の博士号を持つ著者が「日頃口にする言葉」や「考えていること」がいかに私たちの「現実」に影響を与えているのかを説いた上で、私たちが日頃から前向きな言葉を発し、前向きな思考を心がけることの効果、重要性を教えてくれます。 誰しも、なんとなく「言葉の持つ力」「思考の習慣」が前向きである方が良い、ポジティブ・シンキングが良いということはわかっていると思います。 私もそうなのですが、繰り返しそれを見聞きするだけではなく、本書のようなものから、「論理的に説得されて」はじめて、それが習慣へと落としこめるということがあると思います。 繰り返し、同じような本を読むなかで、少しずつ納得を積み重ねて、行動が変わるというのも、読書の醍醐味です。 中でも、「いい言葉は「言われた人」より「使った人」に効果がある!」というチャプターは良いこと書いてるなぁと思いながら読んでました。 つまり、人間の脳は、発した言葉の「人称」までは判断ができないため、「相手のことを褒めた」のに「自分のことを褒めた」と、「勘違い」するのです。 面白い論理です。 茂木健一郎さんも、私が読んできた本でこのようなことを述べてなかったと思いますが、なんででしょう。もしかして、ウソっぱち? まぁ、いずれにせよ面白いです。それに、褒めて悪いことはないです。すくなくとも、否定するより何倍も良いですから。 あと、私なんかは過去の失敗や嫌なことに縛られがちなのですが(過去にそれも相まって自律神経失調症に苦しんだ笑)、本書は 「過去のこともいいことしか思い出さない、未来のことも楽しいことしか想像しない。(82頁)」と述べており、私のような人間には大変ありがたい言葉です。 その理由も脳科学的に書かれていて、「大脳で想像したことを、自律神経系は、すべて本当のことと受け止め、体に影響を与えます。ですから、大脳と自律神経系の両方をもつ人間は、ストレスという病気をもつはめになったのです。(81頁)」とまとめています。 本書はこうしろ!だけでなく、理由まで書いてくれて、説得してくれますが、さっきのような言葉だけでは、「とはいえ、過去のことを反省しないと…」なんて反論するネガティブな自分がすぐに顔をひょっこり出しますからね。 いつも、ネガティブな自分をもぐら叩き状態です。 とはいえ、反省をしないわけにもいきませんから、「反省はささっとすませて、引きずらず」終わったら「良い未来」に思いを馳せてワクワクするようにしたいものです。 そういえば、かの有名なナポレオン・ヒルは『思考は現実化する』という本を出していますね。 ではでは、もう一冊レビューを残しているのでこの辺で。

Posted byブクログ

2019/01/09

1 ちょっと暗い気持ちになっていたので読みました。ほっぺたのあたりがじんわりと温かくなっていい気持ちになりました。 今回読んでみて参考になったのは、良いイメージをするには心だけじゃなく身体もよい状態にないとダメだということです。身体をよい状態にするには15分程度のランニング必要だ...

1 ちょっと暗い気持ちになっていたので読みました。ほっぺたのあたりがじんわりと温かくなっていい気持ちになりました。 今回読んでみて参考になったのは、良いイメージをするには心だけじゃなく身体もよい状態にないとダメだということです。身体をよい状態にするには15分程度のランニング必要だそうです。寒いからといって引きこもりすぎるのもよくないなと思いました。

Posted byブクログ