四〇〇文字の小宇宙 の商品レビュー
読売新聞夕刊一面のコラムを1987年6月24日から2014年3月28日を最後に、27年近く書き続けてきた著者。 1995年から2014年をまとめ自選集として刊行されたものです。 何が興味を持ったかというと、400文字ですべて書いたということ。 一度、書店に平積みされてたのを立ち読...
読売新聞夕刊一面のコラムを1987年6月24日から2014年3月28日を最後に、27年近く書き続けてきた著者。 1995年から2014年をまとめ自選集として刊行されたものです。 何が興味を持ったかというと、400文字ですべて書いたということ。 一度、書店に平積みされてたのを立ち読みした。 その次にも立ち読みをして、三度以上、書店で迷った末に購入。 10章にまとめられたコラム。一作が400文字で書かれたものであるが、なんと中身の濃いことか。 ダラダラと書く文章もあるが、短い文章ですっきりとまとめられ、なおかつポイントがしっかりしているものは気持ちがいい。 こんな文章が書けたらと思う。 今回、読みながらPILOTのフィリクションボールで、いくつも赤い線を引いた。これなら消すことができる。 いや、この本は私の参考書です。手放すことはないだろう。
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