惑う星と恋する魔人 水底に響く歌 の商品レビュー

山咲黒(著者),北沢きょう

2015/02/22

王子の中に居候している魔人ロウはテヴァに夢中だが、中身の王子ザイルアミドは王女ミリアナ(蛙)が好きというややこしい状態。
王子ザイルアミドに一方的に別れを言われて納得のいかないミリアナの相談をテヴァは受けるけれど…

砂漠の星と呼ばれ、一族を担ってきたテヴァが、行き詰まった恋人達の相談を受けるうちに、幸せとは何かを考え、自らと魔神ロウとの関係を考え、彼の気持ちに気がつきます。
一方で、ロウの体を狙う、魔人グンニルの登場と対決の展開。
シリーズ化してもっと続くかとおもっていたのに、ぎゅっと詰め込んでこじんまりとまとまってしまった。
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