僕がコントや演劇のために考えていること の商品レビュー
面白かった。納得。 演劇でもコントでもなく、小林賢太郎。 書かれている内容は、サラリーマンでも何でも生きていくうえで通じるもの。 じんちゃんの影すらなかったのは少しさみしい。あと、見かけても話しかけないように肝に銘じる。
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変わり者だけどやっぱり極めた人、天才ってこうなんだと思う。こばけんはある種の天才でもあって秀才でもあるから超人的。 かといって「普通」に拘り続けるあたりも逆に変人。 ・代案の無い意見はただの批判 ・アドバイスは肯定文で伝える。 「それではダメ」じゃなくて「こうするともっと良い」 ...
変わり者だけどやっぱり極めた人、天才ってこうなんだと思う。こばけんはある種の天才でもあって秀才でもあるから超人的。 かといって「普通」に拘り続けるあたりも逆に変人。 ・代案の無い意見はただの批判 ・アドバイスは肯定文で伝える。 「それではダメ」じゃなくて「こうするともっと良い」 「ダメ出し」ではなく「提案」 このあたりは汎用性があるなと。 定期的に読み返して、ああ、考えて生きていこう。人生を丁寧に、高めて、きわめて生きていこうと思い返したいな。
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ラーメンズファンとしては小林賢太郎のコントの世界観を一緒につくっている相方の片桐さんに少しでも触れてくれたら嬉しいな、と思ったりもしましたが最後までご自身の話で完結していて、寂しいとか期待はずれという感想ではなく、なんというか常に孤独を側において生きている人だなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本のここがオススメ 「つくる順番は「しくみ」「オチ」「素組み」「装飾」。最初に書くのは台本の1行目ではありません。まずは構造のアイデアからです。つくりたいものの全体のルール、僕は「しくみ」と呼んでいます」
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2023:05 ラーメンズは僕が好きな芸人だ。 その天才小林賢太郎の書いた本、小林賢太郎がいかに合理的で世間的には変わっている人間かがわかる本だった。 全てにタイトルがありタイトルの意味を羅列する構成。 面白いとか面白くないとか本の内容を総評はできない、なぜなら小林賢太郎のこと...
2023:05 ラーメンズは僕が好きな芸人だ。 その天才小林賢太郎の書いた本、小林賢太郎がいかに合理的で世間的には変わっている人間かがわかる本だった。 全てにタイトルがありタイトルの意味を羅列する構成。 面白いとか面白くないとか本の内容を総評はできない、なぜなら小林賢太郎のことのみしか書いてないから。
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ラーメンズさんのコントは何本かyoutubeで見たことがありましたが、小林賢太郎さんのお人柄やお考えがよく理解できました。 さて、本書はそんな小林賢太郎さんの作品づくりへの想いや表現者論が書かれた一冊です。私は芸術とは遠い仕事をしていますが、どこか共通するところもあると感じてお...
ラーメンズさんのコントは何本かyoutubeで見たことがありましたが、小林賢太郎さんのお人柄やお考えがよく理解できました。 さて、本書はそんな小林賢太郎さんの作品づくりへの想いや表現者論が書かれた一冊です。私は芸術とは遠い仕事をしていますが、どこか共通するところもあると感じており、色々と学びの多い一冊となりました。 【メモ】 ・アイデアは思いつくというよりたどりつくもの。日常のすべてにたどりつくためのヒントが隠されている ・自分は何が好きなのかを知り、なぜ好きなのかまで考える ・経験と環境にお金を使う。取材や芸術鑑賞には出費を惜しまない。自分のアトリエは自分で設計 ・朝6時から1時間30分に集中力を要する頭脳労働をする ・何かに興味を持ったら、できるだけ経験を伴うようにする。経験すれば、なにかしら自分の感情が動く ・30歳までは貯金せず、自己投資。30歳を過ぎてから効いてきた。 ・40歳までは下積み ・自分は「芸で食ってる」と言うためにアルバイトを辞めた。これによって「憧れ」は「覚悟」に変わった ・エンターテインメントの役割は幸せになろうとする人の手助けをすること ・つくることは生きること
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職業: 小林賢太郎。お笑いへの思い、つくることへの情熱、あの素晴らしいコントや舞台がどのように生み出されたのかを「考えていること」を通して見せてくれるエッセイ。磨かれて選び抜かれたことばは作品と同じくらいシンプルなのに深い。読んでますます好きになった。
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2、3ツイート分くらいのちょっとした考えが羅列されている。 ボイスパーカッションみたいな音の地名を発見し、他に同様の地名がないか片っ端から調べたというエピソードが独特。
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小林賢太郎さんの舞台は中々チケットが取れないので、自分も一回しか観れてない。 彼の舞台を観ても、そして本書を読んで改めて感じるのは、物事の本質を見ようとしている、そして見ている。 そして多面的に捉えようとしているんだなと思う。 だから彼の作品にはインテリジェンスを感じるのかな。 ...
小林賢太郎さんの舞台は中々チケットが取れないので、自分も一回しか観れてない。 彼の舞台を観ても、そして本書を読んで改めて感じるのは、物事の本質を見ようとしている、そして見ている。 そして多面的に捉えようとしているんだなと思う。 だから彼の作品にはインテリジェンスを感じるのかな。 それにこれだけ自分の事を客観的に表現できるのは凄い。 それに比べて自分はダークサイドが多すぎるなんて事を思ってしまったり。
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若くて、アーティスト志望、という人がこの頃安易に使いがちなのが「やりたいことをやる」という言い回しであることがずっと引っかかっていた。そういう人達の言う「やりたいこと」は悪い意味でのワガママとか甘えとか幼稚な部分を含んでいることが圧倒的に多いから。 だから、「やりたいことをやる」...
若くて、アーティスト志望、という人がこの頃安易に使いがちなのが「やりたいことをやる」という言い回しであることがずっと引っかかっていた。そういう人達の言う「やりたいこと」は悪い意味でのワガママとか甘えとか幼稚な部分を含んでいることが圧倒的に多いから。 だから、「やりたいことをやる」とは具体的にどういうことか?を、言葉で説明できることを以ってきちんと使っている小林賢太郎の作品作り論仕事論として説得力がある内容だった。
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