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2016/10/15

[江東区図書館] 久しぶりに高濱さんの本で検索していて見つけた本。江東区の図書館のリストは題名だけなので全く分からず借りてみたら、、、、すごく分厚い事典のような本だった! 同シリーズの算数も同時に見つけていたので借りてみたら、あちらは最初の3/4くらいが参考書的な作りで、後...

[江東区図書館] 久しぶりに高濱さんの本で検索していて見つけた本。江東区の図書館のリストは題名だけなので全く分からず借りてみたら、、、、すごく分厚い事典のような本だった! 同シリーズの算数も同時に見つけていたので借りてみたら、あちらは最初の3/4くらいが参考書的な作りで、後半1/4くらいが別立ての問題集のようになっていて、こちらは別立て問題集はなく、前半1/3くらいがことば辞書(慣用句・ことわざ・四字熟語・カタカナ語・敬語など)になっていて、後半には学習用語など、国語の教科書内容を単元ごとにまとめたような作りで、全般的に「辞書・参考書」的なつくり。 正直同シリーズの「算数」より個人的なインパクトはナシ。確かに自分で辞書をひいたり、調べることが好きな子には適しているかもしれないけど、そういう子にとっては逆に収録語にきっと制約がありすぎて「ない」言葉が多く出てしまいそうだし、あまり調べない子には、もしかすると一冊構成だと用途区分が分かり辛くてひきづらいのかもしれない、、、ただ、そもそも「辞書をひく」という自力行為を促して定着させるためにも手近な一冊として推奨すべきなのかもしれないけれど。うーん、個人的にはあればないよりはいいけれど、特に欲しいという感じでもなかった、かな? ただ、子どもの性質や勉強の必要性が生じた時には役に立つ一冊になるのかもしれない、あまり他で見たことのないインパクトのある本であることは確か。そういう意味では、個人的に気に入った「算数」の方こそ程度の差こそあれ同様のコンセプトでまとめた参考書&問題集構成の本は沢山出ているはずで、「国語」のこちらのほうが価値ある類を見ない一冊なのかも。

Posted byブクログ