リタの鐘が鳴る の商品レビュー
竹鶴さん関連の本はマッサン放映後に色々読んだけど、この本だけ買ったのに読んでなかった。 今マッサン再放送してて毎日見てるので、引っ張り出してきて読んだ! 『ヒゲのウイスキー』や『望郷』と比べると、ざっくりした感じ。本自体の厚みが全然違うから当然やけど。 リタさんは竹鶴さんに一生...
竹鶴さん関連の本はマッサン放映後に色々読んだけど、この本だけ買ったのに読んでなかった。 今マッサン再放送してて毎日見てるので、引っ張り出してきて読んだ! 『ヒゲのウイスキー』や『望郷』と比べると、ざっくりした感じ。本自体の厚みが全然違うから当然やけど。 リタさんは竹鶴さんに一生を捧げて、苦しいときのほうが多かったやろうに文句のひとつも言わず、すばらしい人やなあと思う。旦那さんがウイスキーを作ることだけに集中できるようにしてあげて、いつも応援して、世の中にこんなできた奥さんが本当にいるんかなと不思議に思うくらい!笑 私にはできんなあと毎回思う。ドラマ見てても思う。
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以前読んだ、オリーブ・チェックランドさんの本に比べると、だいぶドラマ仕立てになっている。そのため、読みやすく、こちらのほうが感情移入しやすい。また、重要な点は、この本が例のドラマの直接の下敷きになっているという点だろう。先にドラマを観ているために、本の方で,マッサンとリタのドラマ...
以前読んだ、オリーブ・チェックランドさんの本に比べると、だいぶドラマ仕立てになっている。そのため、読みやすく、こちらのほうが感情移入しやすい。また、重要な点は、この本が例のドラマの直接の下敷きになっているという点だろう。先にドラマを観ているために、本の方で,マッサンとリタのドラマを追体験する形になる。そして、ドラマがかなり忠実に実際の二人の人生、そしてその苦労の歴史を再現していることがよく分かる。 リタという人が、遠い異国の地で大変な苦労を重ねたことは間違いない。繊細な性格、美人薄命という言葉があるが、その通り、体質的にやや病弱で消して長生きとはいえない人生だったと思うが、それでも、随所に挿入されている本人の写真に、楽しげに笑う姿などを見ることができるのは、ほっとさせられる。 繊細な部分を持ちながら、気丈にマッサンへの献身を貫いた、一人の女性の生き方、時代背景を考えても、なかなかすごいと思う。爽やかな読後感が残った。
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ドラマ マッサンのエリーのモデルとなったリタさんの物語。事実をもとにしたフィクションとのこと。幸多い人生というより、苦労の多い人生だったのだなと思う。この先のドラマも暗くなるのかな....
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- ネタバレ
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めったに読まない伝記。読みにくいかと思ったらすらすら読めました。なぜって、朝ドラみてるから。 ドラマと同じところ、違うところいろいろ考えながら読み進める。一番の違いはリタの名前。どうして、ドラマではエリーにしちゃったのかな。 著者の早瀬利之さんもエリーはあまりスコットランドにはない名前と書いてあります。 スコットランド女性の強さ、我慢強さが当時の日本人女性と似ていると思います。 リタの夫、竹鶴政孝は日本で始めて本格ウイスキーをつくった人物。スコットランドに留学中にリタと出会い、結婚し、リタとともに日本に帰国。 留学中も、帰国してからも二人で苦労の連続。 伝記なので、最終的に亡くなってしまうところを読んでしまい、少し寂しい。
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ご参考までに。 “本書は一九九五年五月、朝日ソノラマより刊行されたものを、大幅に加筆訂正したものです。なお、自伝・取材をもとに構成されたフィクションです。” 〜2頁より〜
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