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縁もたけなわ ぼくが編集者人生で出会った愉快な人たち の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2017/10/22

楽しそうだから読んでいても楽しい。松田哲夫さんとのご縁は「王様のブランチ」から。柔らかな語り口に誘われて何冊かの本を読んだ。この「縁もたけなわ」でも多くのご縁をいただいて読書の幅が広がりそう。

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2015/10/15

赤瀬川原平さんが好きなので、 松田哲夫とその周辺の人たちの本もおのずと読んでいる。 そこに引っかからなかった人たちで、 名前だけを知っている作家や著名人も多く登場し、 そこからまた読んでみたい本が見つかっていく。 松田哲夫さんの仕事の記録・交遊録ならば 優れたブックガイドになるの...

赤瀬川原平さんが好きなので、 松田哲夫とその周辺の人たちの本もおのずと読んでいる。 そこに引っかからなかった人たちで、 名前だけを知っている作家や著名人も多く登場し、 そこからまた読んでみたい本が見つかっていく。 松田哲夫さんの仕事の記録・交遊録ならば 優れたブックガイドになるのも当然ですね。 南伸坊さんの、人柄がふわりと香るような似顔絵がとてもいい。

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2014/12/19

出版社の編集者になって40年以上のキャリアをもつ著者が、関わった作家を始め、イラストレーター、女優、タレント等との交際録とも言える内容。有名な方々の知られざる一面を著すと共に、私は編集者とは本当に本が好きでないと勤まらない仕事だと感じた。情熱をもって編集し、実際に「本」として書店...

出版社の編集者になって40年以上のキャリアをもつ著者が、関わった作家を始め、イラストレーター、女優、タレント等との交際録とも言える内容。有名な方々の知られざる一面を著すと共に、私は編集者とは本当に本が好きでないと勤まらない仕事だと感じた。情熱をもって編集し、実際に「本」として書店に並べられる、その感動、そしてその本が実際売れていくということが編集者としての喜びであろう。 良い編集者は良い本、売れる本を探し出す嗅覚ともいえるものを持っていなければならない。常にアンテナを張り巡らし、経験と感性を研ぎ澄まさねばならないものだと感じさせた本だ。

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2014/11/22

ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/409180368.html 『ガロ』人脈を核とする、軽くてポップな交友録 筑摩書房の名編集者、1947年生まれ。 56人もの作家、漫画家、評論家、タレントなどが登場する。固い作品論...

ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/409180368.html 『ガロ』人脈を核とする、軽くてポップな交友録 筑摩書房の名編集者、1947年生まれ。 56人もの作家、漫画家、評論家、タレントなどが登場する。固い作品論などはなく、軽やかに語られる交友録なので読みやすい。 南伸坊が全員の似顔絵を描いている、そのどれもが遊び心に満ちてとても良い、ぜいたくな本。

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2021/06/14

タイトルのとおり、著者がこれまでの仕事で出会ったさまざまな人々について語るエッセイ。路上観察研究会や仕事の相棒としておなじみの赤瀬川原平さんや南伸坊さんをはじめ、文学の森シリーズ、「頓智」、テレビ出演などさまざまな仕事に関連した画家や研究者から女優、モデルさんまで56人。 週刊誌...

タイトルのとおり、著者がこれまでの仕事で出会ったさまざまな人々について語るエッセイ。路上観察研究会や仕事の相棒としておなじみの赤瀬川原平さんや南伸坊さんをはじめ、文学の森シリーズ、「頓智」、テレビ出演などさまざまな仕事に関連した画家や研究者から女優、モデルさんまで56人。 週刊誌の連載をまとめた人物誌なので、軽く読み進められる。幻の月刊誌『頓智』のころの話をもっと読みたかったなぁ。 カバー全面と、カバーを外した本体の表紙裏表紙には、これまでに手がけた作品から代表作30点余のカバー(わたしにとってなつかしい本、お気に入りの本のオンパレード)、本文には取り上げる人物の似顔絵、どれも南伸坊さんがてがけているのが味わい深くうれしい。 しかし、「縁(宴)もたけなわ」そろそろお開きの時、とあとがきにもあるが、この執筆刊行時66歳、その後あまり著者の消息をきかないのが案じられる。あすなろ書房から、ちくま文学の森を少年向けにしたようなシリーズやちくま文庫版現代漫画全集と並行するような<家族で楽しむ「まんが発見! 」>シリーズなどがでてはいるが。 初出:「週刊ポスト」連載「松田哲夫の愉快痛快人名録ニッポン元気印時代」(2012−2013)に加筆・訂正ののち再構成 <追記> 赤瀬川原平さんの訃報を聞いて、赤瀬川さんの項を改めて読む。松田哲夫と出会わなかったら、宮武外骨研究や路上観察学会はなかったかもしれないと思うと、縁は異なものと感じいる。筑摩書房と組んだ仕事が好きだった。 いろいろ追悼読書したいけど昔読んだちくま文庫や「頓智」はみんな実家においてきてしまった…

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