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ブッダの言葉 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2021/12/11

 お経というのは漢訳仏典に節をつけて音読しているから何だか解らない。ブッダは平易な言葉で教えを説いていたのだろう。高弟には対機説法で難しいことも教えていたはずだが。  本書はスッタニパータやダンマパダからの訳出につき、ブッダの肉声に近いと思われる。  「犀の角のようにただ独り歩め...

 お経というのは漢訳仏典に節をつけて音読しているから何だか解らない。ブッダは平易な言葉で教えを説いていたのだろう。高弟には対機説法で難しいことも教えていたはずだが。  本書はスッタニパータやダンマパダからの訳出につき、ブッダの肉声に近いと思われる。  「犀の角のようにただ独り歩め」  イエスと同様、ブッダは例えが巧みだ。

Posted byブクログ

2021/03/14

ブッタの言葉をそのまま平易に伝えている。この本から仏教も様々に進化しているわけだが、それは気にしなくても読んでためになる。

Posted byブクログ

2020/06/04

写真にかぶせた感じの文章で、詩的ではあるが情報量が少ない。もっと読んでみたくなる。目新しいことがそうあるわけではないのだが、仏教の基本に触れて襟を正すというところでしょうか。少し勘違いしたり、発見もある。 慈悲の心。『真に相手の幸福ほ思って接するときの「まことの心」。』よく言う...

写真にかぶせた感じの文章で、詩的ではあるが情報量が少ない。もっと読んでみたくなる。目新しいことがそうあるわけではないのだが、仏教の基本に触れて襟を正すというところでしょうか。少し勘違いしたり、発見もある。 慈悲の心。『真に相手の幸福ほ思って接するときの「まことの心」。』よく言うことだが、『怒りを鎮める対抗手段とも、また日頃怒りっぽい人がいたずらに心をざわめかせないための予防手段ともされてきた。』という効果もあるんですね。 怒りは相手にあるんじゃなく自分の心の中にあることなのでどうともなる。というのももっとも。 『ブッダは、「諸行無常 一切皆苦」と説いたが、それははじめから一片の幸福も得られないということではない。どんな幸福もかりそめのもので、かならずいつか否応なく手許を離れていく。それが「諸行無常、一切皆苦」なのである。 しかし、「この世はすべて常ならざるもの」と覚悟して、いたずらに失うことを恐れず、かりそめの、今ある一つひとつの幸せを得難いもの、有り難いものとみて日々その更新に努めるならば、無常の教えは一転、永遠の幸福へとつながる道を説き示す福音となる。ブッダはわれわれに、幸福をもたらすものは失われるのだと知った上で、なお、いついかなる時でも幸せであれ、と教えるのである。』というあたりが肝でしょうか。 これこよなき幸せである ということもいくつもあげていて、尊敬すべき人々を尊敬する、功徳を積む、よく学ぶ、父母、妻子、親族を愛し護る、悪をやめる、尊敬と謙遜と満足と感謝と忍耐と世俗にまみれず安穏をあげている。 『他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ。』 『まだ悪の報いが熟しないあいだは、悪人でも幸運に遇うことがある。しかし悪の報いが熟したときには、悪人はわざわいに遇う。 「その報いはわたしには来ないだろう」とおもって、悪を軽んずるな。水が一滴ずつ滴りおちるならば、水瓶でもみたされるのである。 愚かな者は、水を少しずつでも集めるように悪を積むならば、やがてわざわいにみたされる。』 『万物流転が世のならいであるならば、変化こそが常態である。それを「失う」と捉えてしまう心、そこに執着が潜んでいる。それは現状にしがみ付くことと表裏一体である。 智慧の眼を開いて、そこにある執著を手放すことはそれと意識して初めて可能になるのだ。』

Posted byブクログ

2019/10/30

他の本でブッダの言葉について読んでいたので、 この本でインドの美しい写真と共に再確認ともう少し原文に近い言葉を知る事が出来た。

Posted byブクログ