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怪奇文学大山脈(Ⅱ) の商品レビュー

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2022/06/07

20世紀革新篇。作者の名前は知っている、というものが増えてきました。でも作品は読んだことのないものばかりでしたが。 お気に入りはF・マリオン・クロフォード「甲板の男」。海洋怪談としても怖かったのですが、やはりこのラストがいかにも怪奇小説、という印象で素敵です。よりにもよってこのタ...

20世紀革新篇。作者の名前は知っている、というものが増えてきました。でも作品は読んだことのないものばかりでしたが。 お気に入りはF・マリオン・クロフォード「甲板の男」。海洋怪談としても怖かったのですが、やはりこのラストがいかにも怪奇小説、という印象で素敵です。よりにもよってこのタイミングで来るのかー! ベネット・サーフ「近頃蒐めたゴースト・ストーリー」も怖くて良かったです。だいたいどこかで聞いたような話、のような感じがするのですが、そこがまた定番感のある恐ろしさでした。 ウォルター・デ・ラ・メア「遅参の客」も雰囲気のある作品で好き。墓碑銘のひとつひとつに物語のあるような気がして、引き込まれました。これは日本ではあまり味わえない物語ですね。

Posted byブクログ

2014/10/26

1巻より、好みの話が多く、楽しめた。荒俣氏の愛たっぷりの解説は、興味深く、ちょっと怪奇文学の歴史の知識が増えた気がして嬉しい♪

Posted byブクログ

2014/08/29

荒俣宏編纂の怪奇文学アンソロジー。第2巻は『20世紀革新篇』と題し、このジャンルが一気に隆盛を迎える様子が解説にも記されている。 全盛期の本場の怪談ということで、収録されている作家陣も非常に豪華。『ゴーレム』で知られるマイリンクを始め、コッパード、マッケン、デ・ラ・メア、ウォルポ...

荒俣宏編纂の怪奇文学アンソロジー。第2巻は『20世紀革新篇』と題し、このジャンルが一気に隆盛を迎える様子が解説にも記されている。 全盛期の本場の怪談ということで、収録されている作家陣も非常に豪華。『ゴーレム』で知られるマイリンクを始め、コッパード、マッケン、デ・ラ・メア、ウォルポールなど。

Posted byブクログ