日本の美味遺産 の商品レビュー
日本の「美味遺産」特集などでも話題の『家庭画報』編集部が、讃岐うどんのお店を本場・香川県で選びました。気になるその5軒とは――。 ☆家庭画報編集部 http://www.kateigaho.com/ * * * ■わら家(わらや) 江戸期の豪農の建物で味わう懐かしい「たら...
日本の「美味遺産」特集などでも話題の『家庭画報』編集部が、讃岐うどんのお店を本場・香川県で選びました。気になるその5軒とは――。 ☆家庭画報編集部 http://www.kateigaho.com/ * * * ■わら家(わらや) 江戸期の豪農の建物で味わう懐かしい「たらいうどん」 昭和30年代までは、どこの農家でも自家栽培の小麦の粉でうどんを手打ちしていた“うどん王国”香川。現在も生産量は全国一です。そのルーツは平安時代の留学僧・空海が唐で覚えた麺食を生まれ育った讃岐に伝えた、というもの。 現在八百余店あるうどん店のうち、江戸末期の風格ある建物で食べられるのが「わら家」。こしのあるうどんと、瀬戸内・伊吹島産のいりこ(煮干し)にかつお節を合わせただしが好相性です。 →[食べログ] http://r.tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000057/ ■竹清(ちくせい) セルフサービスと揚げ物の豊富さが人気 讃岐うどん店で驚かされるのは、トッピングの揚げ物の豊富さ。定番の海老、ちくわ、かぼちゃなどの天ぷら以外にも、蟹クリームコロッケやあじのフライなど、各店が競い合っています。「竹清」も揚げたての天ぷら類が評判の店で、半熟ゆで卵の天ぷらは秀逸。あつあつのかけうどんにのせても、サクサク感が長続きする衣は奥様の工夫。つやつや光るうどんを打つのはご主人です。 →[食べログ] http://r.tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000051/ ■明水亭(めいすいてい) パリの和食店で修行した技が光る 麺のこしやつやが命で、生醤油をかける素朴な味わい方が“通”とされがちな香川ですが、新しいタイプのうどん店も登場しています。「明水亭」はその代表格。黒こしょうで焼いた鴨肉のうどん、鮭のオイルマリネをのせたうどんなど、新鮮な創作メニューやデザートが女性を惹きつけます。パリ仕込みの主人の技が楽しみな店です。 →[食べログ] http://r.tabelog.com/kagawa/A3702/A370202/37000228/ ■山越うどん(やまごえうどん) 中讃の田園地帯に行列が続く店 雨量が少ない香川は米よりも小麦栽培が盛んでした。江戸時代の『和漢三才図会』にも「小麦は讃州丸亀のものが最上」とあります。なかでも西讃(西部)、中讃(中部)地方がうどん好き気質。「山越うどん」があるのは中讃で、農村の製麺所だったここはセルフの店として人気。客の目当ては「釜上げ卵うどん」通称“かまたま”です。 →[食べログ] http://r.tabelog.com/kagawa/A3702/A370202/37000080/ ■うどん本陣 山田屋(うどんほんじん やまだや) オーナーが豪壮な自宅で開いた店 オーナーが30数年前に食べ歩きを重ねた末に満足できず、自分で旧家の自宅を改装して始めた店。四国霊場85番札所、八栗寺への道筋に建つ国の有形登録文化財の建物です。味と空間の素晴らしさ、二つが揃って多くの客を惹きつけます。バラエティに富んだ品書きに迷うのもうれしい。 →[食べログ] http://r.tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000002/ ~別冊家庭画報『日本の美味遺産』より * * * 編集部が選んだ5軒、いかがでしたか。「食べログ」にある、実際に足を運ばれたかたの感想と併せて行きたいお店を選ぶのも◎。連休の予定が未定のかたは、讃岐うどん紀行もぜひ候補に。
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