四国の美しい店 の商品レビュー
四国には、素敵な個人店があふれている。 気候や地域性、土地の価格や適度な人の数など、生活のしやすさがあるのだろう。 無理しなくても、働き続けることができる雰囲気がどこか漂っている。 そのおかげで、個性とこだわりをもった店が多く、それぞれに自分のフィールドで活躍しているように思う...
四国には、素敵な個人店があふれている。 気候や地域性、土地の価格や適度な人の数など、生活のしやすさがあるのだろう。 無理しなくても、働き続けることができる雰囲気がどこか漂っている。 そのおかげで、個性とこだわりをもった店が多く、それぞれに自分のフィールドで活躍しているように思う。 ここに掲載されている店以外にも、魅力的な店は多い。 でも、ここにある店はまず間違いなく美しく、一貫して店主の思いに溢れたモノ・コトに出会える。 こうした個人のお店に寛容でありたいし、過当な競争はせず、寛容な社会になってほしい。
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唐突だけど、いわゆる「カフェ」が苦手である。コーヒーを飲まないから、というだけでなくて、カフェの作り出す空気というか世の中の期待というか、それが眩しくていられない。 「四国の美しい店」にも、カフェは紹介されているが、それだけではなくて本屋的な何かだったり、活版印刷所だったり。 ...
唐突だけど、いわゆる「カフェ」が苦手である。コーヒーを飲まないから、というだけでなくて、カフェの作り出す空気というか世の中の期待というか、それが眩しくていられない。 「四国の美しい店」にも、カフェは紹介されているが、それだけではなくて本屋的な何かだったり、活版印刷所だったり。 著者の福岡美穂さんは哲学を学んだ設計者で(なんてかくと一般の紹介っぽくなるが、実は昨日お会いして、自宅も見せていただき本もいただいた)、サブタイトルに「私の空間へんろ」とある。 愛媛の伊丹十三記念館を設計した中村好文さんと著者の福岡さんとの対談に、空間は人がいないと成立しない、という話題が出てくる。そう、だからお店に居るあなたもわたしも空間の成立に寄与しているのだ。 僕がカフェを苦手と感じるのは、もしかしてその空間成立への同化を拒んでいるのだろうか… ともあれ、やはり空間は建築だけではつくりだせない。何を見せるか、何を置くか。誰がいるか。選択の連続である。
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タイトルがシンプル良い。人が空間を良くすると言うのが印象的でした。いつかいってみたいなあと思えるお店に出会えた一冊。
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友達にもらって一気に読みました! 建築士さんの目線で選んだ、 四国のすてきなお店紹介本。 デザインがシンプルで 写真もかんじよくて、 なんといってもお店のセレクトがとてもよく、 行ったことのないお店には、すぐにでも足を運んでみたいと 思わせられました。 そういえば、四国を紹介...
友達にもらって一気に読みました! 建築士さんの目線で選んだ、 四国のすてきなお店紹介本。 デザインがシンプルで 写真もかんじよくて、 なんといってもお店のセレクトがとてもよく、 行ったことのないお店には、すぐにでも足を運んでみたいと 思わせられました。 そういえば、四国を紹介したオシャレな旅本ってないなぁ・・・。 この本が、まさにそれだと思った。
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