天智と天武(5) の商品レビュー

中村真理子(著者),園村昌弘

2019/03/21

斉明の死から白村江の戦いの直前まで。

入鹿の亡霊云々のエピソードをうまく使ってる。
大友が初登場。

2018/09/27

白村江前夜の朝鮮半島で、豊王頑張るの5巻。

ちらりと出てきた藤原不比等の「日本書紀」の改竄ありありの方針が気になる。どれほど都合よく書き換えられていくのか。それを主導したのが、あの幼子の将来と思うと、あの時の大海人や鎌足の想いが哀しいなぁ。赤子とはいえ、読者として感情移入した結果が、というね。

2015/11/10

斉明天皇が福岡で崩御されたのは知っていましたが、その後皇太子たちは帰京して、喪に服していたのですね。そして翌年、改めて白村江に進撃します。戦いが始まるまでの様子を、大和朝廷だけでなく、渡海する百済王子豊璋や唐の則天武后サイドからも描くからこの作品は面白い！戦いは目前、緊迫してきましたね。

2014/11/16

大友くん登場！
やはり中大兄と同じ顔なんだねｗ
そして讃良様もそっちの顔で怖いわｗ

これからの展開も期待。
大友くんはまっすぐ育てばイイ子だろうになあ。。

2014/10/04

日本の、というより韓国ドラマっぽい、愛憎と陰謀が入り組んだストーリー。
天智と天武が出てくる漫画や小説は多いけど、朝鮮情勢とここまでからめているのは独自色が出ていておもしろい。
中大兄の壊れっぷりもいい。

2014/08/29

帯の『集団的自衛権』が目を引いた。
なんてタイムリー。
半島の勢力地図が関わってくるとこの時代も難しい。

そして白村江の戦いへと・・・
天智と天武のストーリーはこれからまだまだ続きます。

2014/08/21

飛鳥-奈良史研究の最新の成果が反映されていて興味深い。中には荒唐無稽な筋も含まれているが、それも謎の多い古代史を扱った漫画ならではの面白みだと思う。史実の隙間を埋めながらエンターテイメントとして成立させている素晴らしい作品。