50代私らしく輝くための流儀 の商品レビュー
この本は50代を迎える女性に向けて書かれた本ですが、今年(2014)の誕生日で50歳となる男の私が読んでも参考になるアドバイスが多くありました。 末尾が9歳で迎える誕生日の受け止め方は、それぞれの誕生日ごとに微妙に異なると思いますが、49歳で迎える誕生日は、自分をとりまく環境の...
この本は50代を迎える女性に向けて書かれた本ですが、今年(2014)の誕生日で50歳となる男の私が読んでも参考になるアドバイスが多くありました。 末尾が9歳で迎える誕生日の受け止め方は、それぞれの誕生日ごとに微妙に異なると思いますが、49歳で迎える誕生日は、自分をとりまく環境の変化が顕著になる時期も重なり、自分を見直す良い時期ともいえます。あと数か月でその日を迎える私には、良い時期にこの本に巡り合うことができました。 心に留まったポイントは、できる限りモノを減らして、モノ以外の資産を大切にしていく、同年代よりも年齢の差のある人達との繋がりを増やす、健康・体に良い食べ物を食べることを心掛ける、でした。 人生の本番は、結婚・仕事・家族・人間関係・暮らしがひと段落ついた50代からスタートする(p250)と、著者が書かれている点には特に心に残りました。 以下は気になったポイントです。 ・若いころと比べて、妙な自意識や意地がなくなって、心身共にラクで自由、50代はいろいろな意味で最高の年代である(p3) ・太陽の光をキャッチできる場所を見つけて、たっぷり浴びる習慣を始めよう(p15) ・ウォーキングをまとめて1時間とるのではなく、家事や仕事の合間に「ちょこちょこウォーキング」をしてみる、目的の一つ駅前で降りてみるなど(p25) ・副交感神経を刺激する腹式呼吸がお奨め、ゆったりと椅子に座り、へその下に両手を重ねて目をつぶり、鼻から息を吸いこんでお腹を膨らます、5秒間息を止めて、背中を丸めながら口からゆっくり息をはく(p43) ・私達の体は食べ物でできている、食べたものがエネルギーになり体を動かし、生かされている、噛んで飲んで満足して心地よく動いて年を重ねるのが、自然なアンチエイジング(p47) ・50代に入ってから、人が変わったように「持つこと」に拘らなくなる、人の幸せ・持ち物を羨むことがなくなり、これでいい、充分だと素直に思えるようになった(p58) ・50代は、若さよりも「若々しさ」を求めるようにする(p70) ・健康という観点からは、納豆・味噌汁・ぬか漬け、といった伝統的な発酵食品が良い(p78) ・発酵食品は、具体的には、「さあ、しすせそ」におカネをかける、砂糖・油・塩・酢・醤油・味噌、選択基準は、天然原材料を使用・熟成に時間をかけたもの・作り手の顔がみえる(p88、89) ・粟国の塩、喜界島限定きび糖、村山造酢の千鳥酢・田中屋の純正濃口醤油・村山製油の純菜種油・理研の国産大豆油・創建社のえごま一番(p91) ・お酢は毎日15-30ml摂取すると、内臓脂肪が減少したり体重が減ったり、血圧降下、食後血糖値上昇が抑えられる(p105) ・50代になったら相手にあわせて自分の時間を使うよりも、自分のために時間を使う(p116) ・元気になれる人とは、あれこれ指示しないで放っておいてくれる、静かに見守ってくれる人のこと(p127) ・ぐうたら日(食う、寝る中心)を作ってみるのも良い(p211) ・捨てるためにも、50年余りの「思い出」を編集してみる、ジャンルを複数ピックアップする(p230) ・思い出に年間6万円(スペースをかりて預ける)代わりに、未来に6万円投資する(p232) 2014年2月2日作成
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