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ドキュメント・コミュニケーションの全体観(上) の商品レビュー

4.3

20件のお客様レビュー

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2024/06/10

コンサル業界で働いているが、報告書やメール作成に時間を要し、かつ、明瞭な文章が書けないため購入(Xでオススメ書籍として紹介されていたのも後押し)。色々なドキュメントに関する書籍を読んできたが、ようやく内容を意識できるらレベルまできたのかなと。今までは読んでも読んで終わり、実行でき...

コンサル業界で働いているが、報告書やメール作成に時間を要し、かつ、明瞭な文章が書けないため購入(Xでオススメ書籍として紹介されていたのも後押し)。色々なドキュメントに関する書籍を読んできたが、ようやく内容を意識できるらレベルまできたのかなと。今までは読んでも読んで終わり、実行できる水準にまでいっていなかったと改めて思う。ドキュメント制作の手順は①ストーリーづくり②構成検討③図表ページ造り込みである。特に①は「相手に解ってもらう」ためには必要だからだ。その際には空・雨・傘のストーリー作りを意識する必要がある。 空は「あなたが直面した状況」、雨は「空に対するあなたの解釈」、傘は「雨に基づいてあなたがとる行動(結論)」である。

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2024/05/25

問題解決の全体観も素晴らしい本でしたが、 ドキュメント・コミュニケーションの全体観も加えて素晴らしい本です。 個人的にお勧めしたい点は2点です。 1.資料の質が圧倒的にあがる 2.資料作成のスピードがあがる 質を上げる観点でいくと、 ・ストーリーラインの組み方を本には記載されて...

問題解決の全体観も素晴らしい本でしたが、 ドキュメント・コミュニケーションの全体観も加えて素晴らしい本です。 個人的にお勧めしたい点は2点です。 1.資料の質が圧倒的にあがる 2.資料作成のスピードがあがる 質を上げる観点でいくと、 ・ストーリーラインの組み方を本には記載されている点。具体的には、空雨傘→how to doの型が基本であるという事が書かれていました。確かに、分かりやすい資料には、その観点が書かれている事が社会人歴として振り返ってみればあったなぁと思いました。 スピードがあがる観点は、 ・タイムマネジメントと共に、メンタルマネジメントも大事であるという点で、質を上げる際のストーリーラインありきで考える事で、圧倒的に資料作成のアイデアが浮かんできた点です。この書物のおかけで手を止めずに、資料作成をする事が出来たのと、資料作成をしていく事が楽しくなりました。 これからAIなどが発展していき、資料作成などそもそも人間がする必要が無くなる可能性があるかもしれないですが、「良い資料とは?」という事を人間が見直す必要と判断する必要はこれからも有り続けるはずと想定しているので、この書物を読んで、実際のビジネスの場で実践して自分の血肉にしていく事をお勧めします。

Posted byブクログ

2024/05/06

DCの基本的な大原則は 「解・動・早」 解=ストーリーを解っていただく。 しっかりしたストーリーを作り、それを最も上手く解っていただく。 動=具体的なアクションに動いていただく。 自分が何を目指しているか忘れないように。 肝心の目的を見失いがち 早=できるだけ早くアクションを...

DCの基本的な大原則は 「解・動・早」 解=ストーリーを解っていただく。 しっかりしたストーリーを作り、それを最も上手く解っていただく。 動=具体的なアクションに動いていただく。 自分が何を目指しているか忘れないように。 肝心の目的を見失いがち 早=できるだけ早くアクションをとっていただく ドキュメントとは問題解決を伝えるために制作する。 ドキュメントの基本は「空・雨・傘」でストーリーを作ることから。 大抵のドキュメントには「何をするべきか」は書いてあるが、「どのように」するかがあまり書いてない。 ドキュメントはスタンドアローンであり、人に行動を促すものでなくてはならないので、How to doがめちゃくちゃ大事

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2024/04/11

プレゼン資料の作り方のコツがサクッとまとまっている。 通読した後はテクニックの辞書的にも使える。 新卒一年目に読むと良いと思う。 内容とは直接関係しないけど、本の装丁があまり見たことない感じで、かつ紙が固いので読むのに疲れた。

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2023/12/10

最初は読みにくかったが、途中からかなり頭が整理され、資料作りのポイントとフレームワークが構築された。

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2023/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドキュメントコミュニケーションには型がある。 型の通りに作成を進めることで良質なドキュメントを作成できるというもの。 この手の本は読むだけでなく実践に繋げなければ効果がないとため実践する。下巻も読み再度見直したい。

Posted byブクログ

2023/08/09

資料作りの目的は、相手に動いてもらうこと。 「相手に動いてもらうこと」について突き詰めた1冊。 ・「解っていただく・動いていただく・できるだけ早く」のために資料を作れ ・動いた結果、問題解決に繋がる、ということがわかるストーリーで資料を書くことが重要

Posted byブクログ

2022/05/13

【星:4.5】 良いビジネス資料(提案書など)の作り方的な本。 この内容の本としては初めてなのだが、ここまで体系的かつ分かりやすく書かれたものはおそらくないだろうし、今後もそうは出てこないと思う。 それぐらいよくできている。 ビジネス資料の作成目的は「問題解決」が基本で、問題...

【星:4.5】 良いビジネス資料(提案書など)の作り方的な本。 この内容の本としては初めてなのだが、ここまで体系的かつ分かりやすく書かれたものはおそらくないだろうし、今後もそうは出てこないと思う。 それぐらいよくできている。 ビジネス資料の作成目的は「問題解決」が基本で、問題解決のフレームワークといえば「空・雨・傘」、という基本コンセプトを中心に置いた上で説明が展開されており頭に入りやすい。 また、資料作成という観点から問題解決方法の深掘りも図れて一石二鳥である。 なお上記のコンセプトで書かれているので、同シリーズの「問題解決の全体観」を先に読んでおくことをオススメする。

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2022/03/21

良書。ドキュメントがわかりにくいために、膨大なコストが費やされていることがまず、述べられている。 (1)正しく伝える (2)アクションを促す ために、「全体感アプローチ」という方法論を展開しているが本書です。 上巻・下巻を通じて、目次は以下です。 上巻 原則と手順 序章 ド...

良書。ドキュメントがわかりにくいために、膨大なコストが費やされていることがまず、述べられている。 (1)正しく伝える (2)アクションを促す ために、「全体感アプローチ」という方法論を展開しているが本書です。 上巻・下巻を通じて、目次は以下です。 上巻 原則と手順 序章 ドキュメントの大問題とその解決策 Part1 Principle 3つの原則を守れ  原則1 「解・動・早」  原則2 「問題解決コミュニケーション」  原則3 「スタンド・アローン」 Part2 Process 勝ちにつながる手順に従え  手順1 「ストーリーづくり」  手順2 「構成検討」  手順3 「図表ページ造り込み」  手順4 「全体調整」 下巻 技法と試合運び Part3 Art 実戦技法で質とスピードを両立させよ  技法1 ストーリーの捌き方  技法2 ピラミッド構造の組み方  技法3 文章表現の磨き方  技法4 図表の描き方  技法5 演出の加え方 Part4 Tactics うまい試合運びで効率・効果を上げよ  試合運び1 「個人戦」の戦い方  試合運び2 「団体戦」の戦い方

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2021/06/01

コンサルの資料作成に役立つ。ドキュメント構成の話はよく見るが、構成を作る前のストーリー作り、ストーリー作りをするうえで前提となる考え方が書いてある点が良かった。試行錯誤しながら何度も読み返したい。

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