中国汚染の真相 「水」と「空気」で崩れる中国 の商品レビュー
中国は、大気汚染と心の汚染に蝕まれている。心の汚染、その心は、汚職。越後屋と悪代官のような存在がいて腐敗を撲滅しようと中央政府がいろいろ手を講じているが、心の闇を一掃するのは難しい。 中国のエネルギー事業を一手に担っているのが国営企業で金も力もあるが、環境に優しい社会づくりに...
中国は、大気汚染と心の汚染に蝕まれている。心の汚染、その心は、汚職。越後屋と悪代官のような存在がいて腐敗を撲滅しようと中央政府がいろいろ手を講じているが、心の闇を一掃するのは難しい。 中国のエネルギー事業を一手に担っているのが国営企業で金も力もあるが、環境に優しい社会づくりに関心がない。カネカネカネと利益大好き星人なだけに始末が悪い。 ここの所、香港で行政長官の直接選挙を求めるデモ隊が話題になっていた。その香港の人たちを悩ませているのが中国本土から来る公害だ。対岸の景色がぼやけて見えるようになったとある。ぼやけると言えば、印象派の画家クロード・モネの作品にロンドンの国会議事堂を描いた作品がある。その絵は、霧に包まれていて議事堂がぼんやりとしている。この当時のロンドンも工業化で公害がひどくなっていた頃だ。霧に包まれたロンドンならぬ香港の現状に対して中央政府の管理職のような香港の行政長官は、「喝だ!」などと言えるわけがなく、小手先の政策でしのごうとしている。 GDPで言えば世界第2位になったが、環境汚染と少子高齢化が忍び寄っている。その上貧困の格差は広がっていく一方だ。いくら反日教育に力を入れて日本を仮想敵国に仕立て上げても、自分たちの生活がよくなるわけでもなければ、きれいな空気や水が手に入るわけでもない。そのうち大規模な暴動が起きるのではないかと一番おびえているのは、中央と地方政府の高級官僚かもしれない。 国会議事堂の絵 http://www.polamuseum.or.jp/collection/006-0235/
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13億人を豊かにする装置はどこにもない 環境問題を通じて見る中国 貧困の壁 経済成長を優先 膨大な人口がいまだに満足する暮らしを手に入れていない
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