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日本の風俗嬢 の商品レビュー

3.7

47件のお客様レビュー

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2015/03/13

なんとなくは耳にするけれども、 細かいことはよくわからない、 そんなリクエストに的確に答えてくれる一冊。 風俗の色んな種類は聞くけれども、 どういう違いなのかはよくわからないし、 暴力団との関係性なんかも、よくわからない。 そういったところにも細かく言及されている。

Posted byブクログ

2015/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分は違ったけれど、周りにはたくさんいた。 そして、その世界に入るのはいろんな意味で容易だった。 多分、問題はそこでの溶け込み方とその先なのだろうと(何 読み終わってから更新します。

Posted byブクログ

2015/01/25

”セックスのデフレ化によって、性風俗をセーフィティネットとして利用できるのは一握りの女性だけになってしまった” 性風俗で働くことへの精神的障壁が低くなり、ごく普通の女性が働いていることは理解できた。 しかし、一方で発生している犯罪や病気へのリスクについて言及していないのが残念だ...

”セックスのデフレ化によって、性風俗をセーフィティネットとして利用できるのは一握りの女性だけになってしまった” 性風俗で働くことへの精神的障壁が低くなり、ごく普通の女性が働いていることは理解できた。 しかし、一方で発生している犯罪や病気へのリスクについて言及していないのが残念だった。 また、セックスのデフレ化と日本人男性の草食化との関係はどうなっているのかも気になった。

Posted byブクログ

2015/01/12

結構な数の風俗店があって、結構な人数の風俗嬢がらいると描かれていながらピンとこなかったのは、地方に住んでて、そういったコミュニティと繋がりがないからなのかな。風俗の種類とその違いや関係法規が少し分かったのは勉強になった。

Posted byブクログ

2014/12/31

風俗って多分誰もが気になる職業だけど、簡単に足を踏み入れられないし、社会的地位も低い。 この本は昔からの固定観念に縛られて性風俗産業の性質をきちんと理解できていない人たちに、分かりやすく現在の性風俗産業の状況、立ち位置を教えてくれる。 まぁ私には金銭的にも宗教的にも一生関わるこ...

風俗って多分誰もが気になる職業だけど、簡単に足を踏み入れられないし、社会的地位も低い。 この本は昔からの固定観念に縛られて性風俗産業の性質をきちんと理解できていない人たちに、分かりやすく現在の性風俗産業の状況、立ち位置を教えてくれる。 まぁ私には金銭的にも宗教的にも一生関わることのない職種だけれど、計算的にはかなり多くの風俗嬢がいることに驚いた。 普通の女子大生が気軽に身体を売る時代なのか、と思うとどこか悲しい。 売春的行為が悪い悪くないは置いておいて、風俗みたいな高時給の仕事をしなければ学費や生活費を稼げない、生活ができない、みたいな社会に問題があるように感じた。

Posted byブクログ

2014/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目9箇所。売春婦の意味を調べると、「性的サービスを提供することによって金銭を得る女性を指す」とされている、とすれば、風俗嬢との境界線はきわめて曖昧だ、様々な種類がある性風俗店で働く風俗嬢や、自分で客を見つけて個人売春する女性、AV女優やストリッパーなどエンターテイメント関係の仕事も、お金をもらい裸になって「性的サービスを提供する」仕事である。「日本の風俗嬢の人数=1万3000店(各種性風俗総店舗数)×25~30人=32万5千~39万人」ということになる、つまり日本に正風俗嬢は推定で32万5千人から39万人程度いると言うことができる。「求人で面接に来た女の子で採用するのは10人中、せいぜい3人くらい。外見で売り物になりそうなのが10人中4人、外見はよくてもコミュニケーション能力が低かったり、精神的に病んでいそうな女性は落とすから、それで3人。稼げる人気店はもっと厳しい」(池袋のデリヘル店長)。性風俗店で働くことには、わかりやすいメリットがある、一般的な仕事より単価が高くて時間の融通が利く、そして日払い制度ですぐにお金になることにある、経済的理由が八割以上を占めるのは当然として、空いている時間に働けることで、学生や社会人、主婦を含めた女性のあらゆる層を取り込むことに成功している、また、採用から給与支払までがスピーディなことも、緊急を要する金銭的事情に対応できるため魅力的だろう。「本当にありがたいし、風俗嬢になってよかったとしか思えない。風俗がなかったら大学生を続けることは不可能だったと思う」。兼業女性の中で、これまで目立っていた職業は、看護師、飲食店員、アパレル店員、美容師だった、また六割が貧困レベルの生活を強いられていると言われるシングルマザーが多いのも特徴である。介護職員は、シフト制で時間が不規則な仕事である、資格試験の受験に三年以上の実務経験が必要な介護福祉士以外は、時給計算の非正規雇用が一般的で、フルタイムで働いても月収は15万~16万円にしかならない、親が低収入で仕送りの少ない地方出身の女子学生と同じく、普通に生活するのも厳しい金額である。介護職員は、安月給で生活できない悩みから副収入の手段を探り、風俗の世界に足を踏み入れることが多い、全国的に人で不足の介護施設は、国家資格である介護福祉士を取得していれば、いつでもどこでも採用される、性風俗がだめになっても介護があるから大丈夫という保険があるので、大胆な行動がとれる、ダメになったら介護に戻ればいいという安心感が、性風俗の世界に積極的に向かわせるのである、この場合、介護業界のほうが「セーフティネット」として機能しているということになる。高いコミュニケーション能力が求められるという点では、SMクラブの女王様は高齢者相手の介護と類似点が多いという、経験が活かせることもあり、介護職からの転職が多いようである。介護職員として優秀な女性ほど、性風俗でも活躍できる能力がある可能性が高い、国家資格である介護福祉士を取得している女性ほど、性風俗に流れて成功しやすいのだ。ワーキングプアを次々と生みだしている悲惨な状況でも、介護施設側は「介護は熱い思いを伝えられる素晴らしい仕事、夢がある」などと必死に訴えている、しかし、介護職は蓋をあければ豊かさの欠片もない貧困女性の巣窟というのが現状だ。(採用偏差値67 高級ソープランド)日給=4万円(一人の単価)×二人(120分×2)=八万円 月収=八万円(日給)×16日(週四日)=128万円。

Posted byブクログ

2014/11/21

~90年代とそれ以降で風俗嬢の性質は変わってきていると。 供給過多となっている側面があって、簡単になれるものではないらしい。 東京五輪のような国際的な催しがある際に浄化運動的なものが活発化するらしいが、実態としてあるのに、目に見えないようにする=アンダーグラウンド化することによ...

~90年代とそれ以降で風俗嬢の性質は変わってきていると。 供給過多となっている側面があって、簡単になれるものではないらしい。 東京五輪のような国際的な催しがある際に浄化運動的なものが活発化するらしいが、実態としてあるのに、目に見えないようにする=アンダーグラウンド化することによって、より危険性が増すというのは本末転倒だ。 自分の目に見えないようにする、目に入らなければないことと同じ、として気にしない、考えないというのではもう立ち行かないと思う。 安心して働ける環境を、というのはどの職業であろうと基本的な部分だ。

Posted byブクログ

2014/11/19

とても良くまとまっていてわかりやすい。 確かに意外と知らない、知れない世界。 成功して稼げる女性より、リスクと背中合わせに戦いながらもあまり儲からない女性も多い。また働きたくても働けない女性が多く、倍率の高い業界となっていることに驚いた。

Posted byブクログ

2014/11/10

タイトルは卑猥だが、内容はいたって真面目な本。風俗嬢だって立派な職業なのだ。当事者・従事者・忌み嫌う者全てが偏見を無くさないと。そんなことを思わせてくれる快著。

Posted byブクログ

2014/10/31

話題の本なので読んでみた。 風俗嬢になることに、最近の若い人には心理的に抵抗がなくなってきたようだ(私は若くないので抵抗があるが)。 むしろ、風俗嬢になりたい女の子が多いせいで、雇ってもらいにくい状態になり、風俗嬢になれることがステイタスになってきているような!? この本は、と...

話題の本なので読んでみた。 風俗嬢になることに、最近の若い人には心理的に抵抗がなくなってきたようだ(私は若くないので抵抗があるが)。 むしろ、風俗嬢になりたい女の子が多いせいで、雇ってもらいにくい状態になり、風俗嬢になれることがステイタスになってきているような!? この本は、とても客観的に書かれていて、世間の人が思うように、誰でも稼げるものではないこと、この仕事のしくみ、分類(?)などわかりやすく丁寧に書かれていた。 けっして、風俗嬢を勧めるわけでもなく、否定するわけでもない姿勢に好感をもった。

Posted byブクログ