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アラスカへ行きたい の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2022/11/09

極北の地に惹かれる。アラスカに魅せられた写真家・石塚元太良氏と編集者・井出幸亮氏による、アラスカまるごと紹介本。石塚氏はアラスカに魅了され12年、毎年何か月かをアラスカで過ごすようになっていた。 アラスカの歴史から、町、店、働く人、生きもの、植物などを写真とイラスト、地図で紹介...

極北の地に惹かれる。アラスカに魅せられた写真家・石塚元太良氏と編集者・井出幸亮氏による、アラスカまるごと紹介本。石塚氏はアラスカに魅了され12年、毎年何か月かをアラスカで過ごすようになっていた。 アラスカの歴史から、町、店、働く人、生きもの、植物などを写真とイラスト、地図で紹介。二人の地に足着いた紹介文がいい。 「巨大な冷蔵庫を買った男」と言われたスワード国務長官。1867年、720万ドルで帝政ロシアからアラスカを購入する。また現在のアラスカの町はほとんどがゴールドラッシュの時に人が集まってできた町だという。ケニコット近郊にある金・銀・銅の巨大採掘場跡にある朽ち果てた木造建物はチャップリンの「黄金狂時代」に出てくる建物を彷彿とさせる。 「消えゆく村」サリチェフ島のシシュマレフ。地球温暖化のせいで海の浸食が進み海岸沿いの家が傾いている。アラスカ西岸北極圏近く、スワード半島の沖8kmにある、人口550人のイヌピアット・エスキモーの村。アザラシ解体して干している写真が載っている。石塚氏はその場で、彼らの調味料であるアザラシの油を舐める。しかし村にはコインランドリーがあり、村内にはプラスチックやガラスなどのゴミが散乱していたとある。そして倒壊した家の庭にあったのは、マイケル・ジャクソンとレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベストアルバムのCDケースだった、とある。 読むアラスカとして、アラスカ関連本が26冊紹介されている。読んでみたいと思ったのは「アラスカ日記」矢部茂著。1932年、北満金鉱開発の技術的研究のため社命を受けて東南アラスカのケチカン~極北ノームまで各地を訪れた男の2ケ月にわたる日記。移民として暮らす同胞たちの貴重な記録も。(古今書院1933年刊) 新田次郎の「アラスカ物語」も。明治元年に生まれ15才で日本を出て、アラスカのポイントバローに留まり、やがてエスキモー社会に溶け込み力強く生きた安田恭輔(フランク安田)の生涯を描く。題名だけは知っていたが、こういう話だったのか。 2014.7.30発行 図書館

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2021/07/06

この本はアラスカのガイドブック的な本で、広大なアラスカの大地のどこにどんな魅力があるかが書かれている。 著者は石塚元太良さんという写真家で、アラスカの自然豊かな大地に不自然に伸びる石油を運ぶ巨大なパイプラインを撮影した写真集が有名だ。 アラスカへの憧れはずっとある。 それはきっ...

この本はアラスカのガイドブック的な本で、広大なアラスカの大地のどこにどんな魅力があるかが書かれている。 著者は石塚元太良さんという写真家で、アラスカの自然豊かな大地に不自然に伸びる石油を運ぶ巨大なパイプラインを撮影した写真集が有名だ。 アラスカへの憧れはずっとある。 それはきっと星野道夫さんが僕にもたらしてくれたもので、星野さんが見た景色を一度見てみたいとずっと思っている。 アラスカへ行くことが、自分にとって夢の1つで、その時にはこの本を持っていきたいと思う。

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2015/07/22

いい加減返却しないとなぁ…(図書館に。) 星野道夫さんに憧れて アラスカという地に興味を持った、と言う 著者の『アラスカガイドブック』は 読書の合間にパラリ、と捲ると 頭のなかの活字が全部煌く星となって、 パアァッと、夜空へ散りばめられてゆくかの様。 一瞬、 空っぽになってし...

いい加減返却しないとなぁ…(図書館に。) 星野道夫さんに憧れて アラスカという地に興味を持った、と言う 著者の『アラスカガイドブック』は 読書の合間にパラリ、と捲ると 頭のなかの活字が全部煌く星となって、 パアァッと、夜空へ散りばめられてゆくかの様。 一瞬、 空っぽになってしまう体中の清々しさに浸りながら、オーロラの出現を待っていると 時折、聞こえてくる星野さんの思い出。 >彼ほど魅力のつまった人はいないわ… >カリブーの群れを撮影する為、何日も荒野でひとり野営を続ける。その精神の孤高性は一体どこからくるのだろうね… アラスカを観光する人の為のガイドブックなので 旅する気分で軽く読める所と、 この地が好きすぎてたまらない感情が、時折先走る所が好ましかった。(^^♪

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2014/11/10

読書録「アラスカへ行きたい」4 著者 石塚元太良、井出幸亮 出版 新潮社 p59より引用 “サワードウとはパンの発酵に使われる酵母 で、かつて金鉱夫たちは長旅の際に「スター ター」と呼ばれる発酵種をポットに入れて保 管し持ち歩いた。種菌を絶やさずにいれば、 同じ酵母を使い半永...

読書録「アラスカへ行きたい」4 著者 石塚元太良、井出幸亮 出版 新潮社 p59より引用 “サワードウとはパンの発酵に使われる酵母 で、かつて金鉱夫たちは長旅の際に「スター ター」と呼ばれる発酵種をポットに入れて保 管し持ち歩いた。種菌を絶やさずにいれば、 同じ酵母を使い半永久的にパンが作れるから だ。”  写真家と編集者の二人による、アラスカの 魅力を紹介する一冊。  アラスカについての基礎知識から旅行に際 してのアドバイスまで、カラー写真とイラス トを惜しみなく使って記されています。  上記の引用は、酸っぱいパンについて書か れたコラムでの一節。何とも上手く考えられ ていて、便利なものだと思います。 老舗のウナギのタレのようなものと、この後 書かれていますが、ゴールドラッシュ当時か ら受け継がれている種菌も、存在しているか もしれませんね。  雪ばかりのイメージがありますが、写真を 見ていると、山歩きや釣りを半袖でしていた りするので、夏場はやはり暑いのでしょうね。  観光シーズンの夏場は、物凄く混んでいる そうです。北の果てのように思っていました が、パッケージツアーなら直行のチャーター 便があるそうなので、以外に行きやすいよう です。距離的には、ハワイのホノルルより近 いそうです。 ーーーーー

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