ひとりぼっちの地球侵略(6) の商品レビュー
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漫画喫茶で読みました。 体育祭から宇宙人の襲来、 大鳥先輩と子供先輩との対峙、 遵従の右手まで。 凪が本格的に動き出したり、リコが完全に味方になった巻。 はい、アイラちゃん可愛い。 ロシア少女はガチ美少女だからなぁ・・・少女のうちは・・・。 オルベリオが滅びたのは10年前に先輩が任務に失敗したためとのこと。 (港を開いた時点で既に滅びているので単純に「きおくのかけら」集めに時間が掛かりすぎと思われる。) 直接の要因は惑星開発の無理が祟ったため。 惑星そのものが限界だったので地球を第二のオルベリオにしようとしていた。 けど、そもそも惑星間航行できるほど科学が発達してる星なのに、なんで惑星外に出たオルベリオ人が少ないのだろう? 子供先輩曰く「惑星が消えたからではなく最後のオルベリオ王が死んだから滅びた」らしいけど。 子供先輩の方が姉らしい。 クローンっぽいけど、言ってることから予想するに大鳥先輩は特別製なのだろうか? まだ何を考えているのか分からない。 --- 土偶型の宇宙人: 体育祭直後に襲来。 戦闘特化の上級宇宙人らしい。 戦うこと自体に価値を見出している節がある。 何処の星から来たのかは不明。 広瀬 龍介(3回目): やっぱり眼鏡時は目が合わせられず、非眼鏡時は目が悪くてあんましアイラのことが見えていなかった。
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先輩の弱りっぷりがいたたまれない…。 相対的に岬一の主人公度が上昇、宇宙人相手に(アイラのフォローはあるとはいえ)タイマンはってみせます。 …確かに…言われてみれば「異常」なのか。 ちょっと不思議な世界。日常の隣の非日常に足を突っ込もう、なんていう考えも「異常」といえるのかもしれない。 とはいえ。 先輩のため、友達のため、命を賭ける姿はまさに男の子であり、主人公の姿と言えるでしょう。 同時に、凪の鬼気迫る表情がたまらなく不安を掻き立てます。表向きの表情や行動に何も出ていないとしても。 こう、絵柄の可愛さにごまかされてますが、内に秘めた黒さと重さが結構怖い。 そして何より、上述の通り大鳥先輩の弱りっぷりというか、切実さがいたたまれない。 これまで見せていた超然とした態度、人を食った表情、そういうものがない、ようやく母親に会えた迷子のような姿に、先輩の孤独を見て取れます。 無限の宇宙の中でひとりぼっちだという孤独、恐怖は一体どれほどのものか。石造りの部屋の中で閉じ込められる苦しみとどちらが…と言うのは無為な事ですけれど。 とにかくちみっこ先輩を全面的に信用し切っている姿は見てられません。 とんでもない事実と絶望を突きつけられて、さてどうなるのか…。 しかし巻末おまけの先輩はいつもどおりなのだったw
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リコが見せた男気が光る六巻は、とうとう真実と先輩が衝突する物語である。 とはいえ、まだまだ謎は多い。彼女が叫んだ部屋とは何か。そこにいた彼女らはなんなのか。そして凪はどういうことなのか。本当に謎が多くて、頭がこんがらがりそうである。 楽しい体育祭も一筋縄ではいかない物語に内...
リコが見せた男気が光る六巻は、とうとう真実と先輩が衝突する物語である。 とはいえ、まだまだ謎は多い。彼女が叫んだ部屋とは何か。そこにいた彼女らはなんなのか。そして凪はどういうことなのか。本当に謎が多くて、頭がこんがらがりそうである。 楽しい体育祭も一筋縄ではいかない物語に内包され、どこか緊張感をはらみながら物語は進んでいく。 面白かった。ただ、次に続く型の描き方は、この漫画の出版間隔を考えるとややあざといかな、という気もする。 このコミックスの続きが読める、と宣伝しちゃってるしね。いや、悪いことではないんだけども。
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面白い。ストーリーの進み方はゆっくり。 本作は筋を追う物語では無いと自分なりに位置づけているので、いたずらにストーリーを進めるよりも、人間関係や、互いの心情の変化を、様々なエピソードによって丹念に描いてくれる方が嬉しい。 気持ちの変化が態度の変容として如実に現わされている方が...
面白い。ストーリーの進み方はゆっくり。 本作は筋を追う物語では無いと自分なりに位置づけているので、いたずらにストーリーを進めるよりも、人間関係や、互いの心情の変化を、様々なエピソードによって丹念に描いてくれる方が嬉しい。 気持ちの変化が態度の変容として如実に現わされている方が、もっと分かりやすくなるとは思うけど、それも作家さんの個性だから、今のままで充分満足です。
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久しぶりに少年マンガを読んだ、という気がする。 表紙はとても綺麗な夏空なのに、 なんだかずっと薄曇りみたいな気持ちがするのは何故だろう。
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