ひかりの途上で の商品レビュー

峯澤典子(著者)

2024/06/20

詩の先生が、「前に貸した人より、この人の方が、勉強になるかも」と前にお会いした時に持ってきてくれた詩集。
もちろん初めて読む方なのだと思うのだけど、
一行目から、
「あれ、この詩を私は知っている」
と確信が漏れた。
でもそんなはずはなく、この詩集ははじめて読むのだけど、
言葉の選び方に自分の中にとても速度のある理解ポイントがいくつもあって、
きっと分かりやすい詩ではないのだろうけれど、
私には私の姉妹が書いたのかというくらい親しさに満ちた言葉たちだった。
この方の他の詩集も読みたい。