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Amazonで変なもの売ってる の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/01/11

KindleUnlimitedで読了。 不思議の国のアリス的な変な国に迷い込んで変なことをテンポよく楽しむ感じの本。テンポは良かったし読みやすかったけど、特にヤマもオチも現実的なエピソードもないので、面白いとも言いづらいかな………。

Posted byブクログ

2022/09/15

ある日、姉妹のミカルとハルルはAmazonで奇妙な品を見つける。 レビューも不思議で。思わずポチリとしたら。 発音も難しい訳の分からない品にレビュー。 それを買う勇気?無邪気?が不思議な体験を呼ぶ。 かつて土曜日の夜に聴いていたラジオ番組のあのコーナーが蘇るよう。 夢をラジオド...

ある日、姉妹のミカルとハルルはAmazonで奇妙な品を見つける。 レビューも不思議で。思わずポチリとしたら。 発音も難しい訳の分からない品にレビュー。 それを買う勇気?無邪気?が不思議な体験を呼ぶ。 かつて土曜日の夜に聴いていたラジオ番組のあのコーナーが蘇るよう。 夢をラジオドラマにした、あれ。 ミカルとハルルの会話が頭の中で浩子さんの声で響くから、あーあの世界に帰ってきたーっていう気持ちになる。 不思議なお話に沿うようなイラストがまたキュンとなる。この絵好きー!

Posted byブクログ

2021/11/03

YouTuberさんが紹介してて気になって借りてみた。 なんだかすごい不思議なお話で終わりかたも不思議だった 意味もわからないのにどんどん読み進められてもう一回読みたいって思える本 携帯のお話好き。

Posted byブクログ

2021/09/21

商品名:んぐぁをりhkの 商品説明:回転数が倍になり、より効率的な作業が可能になりました。重さが違います。ご自宅ジャッとくつろぐ Amazonでなんか変なものが売られてるのを発見したミカルとハルルは「んぐぁをりhkの」をポチッてなんか変な世界に紛れ込んだり込まなかったりする。 ...

商品名:んぐぁをりhkの 商品説明:回転数が倍になり、より効率的な作業が可能になりました。重さが違います。ご自宅ジャッとくつろぐ Amazonでなんか変なものが売られてるのを発見したミカルとハルルは「んぐぁをりhkの」をポチッてなんか変な世界に紛れ込んだり込まなかったりする。 変なはなしだった。 なんか変なはなし読んじゃったな〜って感じの本だった。 帯には異世界ファンタジーとあるけれど、どちらかというと幻想小説っぽい(あくまで”っぽい“)。 読みやすい文章で、ミカルとハルルのやりとりも面白く、だいぶ変なことが起こってるわりにふわふわ〜とした感じでゆらゆら〜と進んでいく。 そのまま読み進めて、最後は、…ん?なんだこれ。 なんか変なはなしを読んでしまった…。 あとがきを読んで作曲家の方だったんだと知った。 どんな曲を作ってるのかを調べてみて、あぁ、なるほど。納得。

Posted byブクログ

2021/04/18

ミカルはネットショッピングが趣味で、Amazonはご用達サイト。ある日変なものがそこ売られているのを見つけてしまう。 それは商品名「んぐぁをりhkの」というものだった。 商品説明やカスタマーレビューを読んでも要領を得ず、妹のハルルと共に頭をかしげるが、それがなんなのか興味をそそら...

ミカルはネットショッピングが趣味で、Amazonはご用達サイト。ある日変なものがそこ売られているのを見つけてしまう。 それは商品名「んぐぁをりhkの」というものだった。 商品説明やカスタマーレビューを読んでも要領を得ず、妹のハルルと共に頭をかしげるが、それがなんなのか興味をそそられたミカルは購入ボタンを押してしまい、ふたりの不思議な冒険が始まる。 ものすごく抽象的なお話しで、キャラクターや世界観、文章とかは好きなんだけど、こういうぼやっとしたストーリーは苦手だった。 Amazonで変なもの売ってても買わないようにしよう。

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2021/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の方、どう解釈したものか...考察したり雰囲気に呑まれたりいろいろな楽しみ方がありそうなお話。 なんとなく思い出したのは、西洋哲学の「『もの自体』は認識できない」という考え方。 目に見えるものは、みな光の反射が人間の頭の中でつくりだす像に過ぎず、「もの自体」を認識しているわけではないという。赤外線や紫外線のように実在するが、人間の目には見えていないものがあるように、結局は脳内にあるものでしかないのだという。 それで、その光の反射を像として成立させるものが冒頭で出てきたフィルターだと解釈できないだろうか。 当初は、そのフィルターにバグが生じて、グラフトの姿がハルルのフィルターでしか認識できなくなる等の怪現象が起きた。 後半部分はそのバグが悪化?して「もの自体」と「像」の境目が無くなり、ハルルが液体になった。 最後の場面は、父親が「もの自体は存在せず、これは心象世界に過ぎない」という認識を持ったことで、それが「もの自体」の世界に影響を及ぼし、本当に存在しなくなってしまった。 そして父親がいなくなった世界で、外宇宙からの出品を見つけて、無限ループ、みたいな... 宇宙と言えば、人体のことをミクロコスモス(小宇宙)と呼ぶことがあるらしいし、ひょっこり万物が持つ宇宙と宇宙が混ざり合って、ということかもしれない(雰囲気思考) そして、占い師やバスソルトなど、外宇宙から介入してきた人の意図が見えないのが怖くもある。

Posted byブクログ

2020/05/27

優しく包みこまれるような悪夢。まさに谷山浩子さんの歌のようだった。歌を作るときのように、本を書いたというけどなるほどなぁ。

Posted byブクログ

2020/02/16

 初めて谷山浩子さんの小説を読みました。不思議だし、意味も全然分かんないんだけど、どうしてかスンナリ受け入れられる。それは多分、不思議な世界が外に"ポンっ"と設定されているのではなくて、ミカル・ハルル姉妹の心の内と現実とが混ざり合って、それがじわじわ深まって謎...

 初めて谷山浩子さんの小説を読みました。不思議だし、意味も全然分かんないんだけど、どうしてかスンナリ受け入れられる。それは多分、不思議な世界が外に"ポンっ"と設定されているのではなくて、ミカル・ハルル姉妹の心の内と現実とが混ざり合って、それがじわじわ深まって謎が展開されているからだと思います。  例えば夢の中で、全く見知らぬ場所で、周りの人も知らない人で、なんなら自分すらも"自分じゃない"時だってあるのに、そこでは現実と変わりない当たり前の世界になってる…そういう感覚に近いなぁと感じました。 ミカルとハルルの会話が明るく幼く(大人だけど)バカバカしいことも相まって、最初は絵本の世界に入り込んだみたいな、そういう可愛らしい不思議な感じの物語かと思っていたのですが、後半にじわじわと怖さもある。特に"お父さん"に関しては…  個人的には、1日とか2日おきに1章分読むというように、断片的に読むことをお勧めします。一気読みして全体を俯瞰するのには不向きな作品です。

Posted byブクログ

2015/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミカルとハルルが不思議な通販の商品から不思議な世界に引き込まれていくお話。 谷山浩子さんの小説を読むのは初めてだったけど、曲と同じようにどこか不思議な話の展開と言葉遊びで楽しく読み進められました。 結局、お父さんは最初から”いなかった人”ということなのだろうか?

Posted byブクログ

2015/05/03

うーん、よく意味がわからなかった…。 最初のつかみはおもしろいし、 全編通して会話のやり取りも不思議でいい感じ。 ラストのもの悲しさも余韻を残している。 と、断片的には良いのに、 さて、全体を通して読むと 結局どんな話だったっけ、となってしまった。 個人的には、設定や会話のリ...

うーん、よく意味がわからなかった…。 最初のつかみはおもしろいし、 全編通して会話のやり取りも不思議でいい感じ。 ラストのもの悲しさも余韻を残している。 と、断片的には良いのに、 さて、全体を通して読むと 結局どんな話だったっけ、となってしまった。 個人的には、設定や会話のリズムはそのままに 何か物語が動く話の方が良かったなあと。 よくわからないのは、自分が 読み取れていないからかも知れないけれど。 作家の本業を考えると、短いなかで世界観の 断片を見せる歌の世界に近いのかな。 「こういう雰囲気」が好きな人は好きそう。

Posted byブクログ