負けるはずがなかった!大東亜戦争 の商品レビュー
倉山満氏による大東亜戦争3部作の2作目。 前回の「大間違いの太平洋戦争」ではイギリスの視点から日英外交等の数々の失敗を元に大東亜戦争を振り返った作品だったが、こちらはロシアの視点から大東亜戦争を見ている。 日本の政治家や官僚、陸海軍たちの無能ぶりと優秀な現場の人たちを評価する...
倉山満氏による大東亜戦争3部作の2作目。 前回の「大間違いの太平洋戦争」ではイギリスの視点から日英外交等の数々の失敗を元に大東亜戦争を振り返った作品だったが、こちらはロシアの視点から大東亜戦争を見ている。 日本の政治家や官僚、陸海軍たちの無能ぶりと優秀な現場の人たちを評価するのは前作と同じだが、このロシアの視点からみた大東亜戦争モノはなかなか無いのではないだろうか。 当時日本がいかに世界最強の国であったか、そしていかにロシアが日本を怖がっていたのか、そして国際関係の状況においてまったく負ける要素がなかったこと、それなのに何故敗戦となったのかが論証されている。 またコミンテルンの工作も結構マヌケで工作した国々がどんどん反共国になって「コミンテルンは何をしてるんだ!」と絶叫するスターリンの苦悩が目に浮かぶ(^^)
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大東亜戦争を批判する人は多く、じゃあその時に何が他にできたのかって言う問いに答えられるのかと思っていたんだが、他に選択肢が、もっといい選択肢があったかもしれない。 それは、戦争を回避できたと言うことではなく、少なくとも対米戦争は避けられただろうと。 詳細を自分で調べたわけではない...
大東亜戦争を批判する人は多く、じゃあその時に何が他にできたのかって言う問いに答えられるのかと思っていたんだが、他に選択肢が、もっといい選択肢があったかもしれない。 それは、戦争を回避できたと言うことではなく、少なくとも対米戦争は避けられただろうと。 詳細を自分で調べたわけではないので一面ではあろうが、真珠湾奇襲の瞬間に日本の壊滅が決まった。 うーん。 戦争とか戦術とか、色々と難しいんだ、本当は。 上層部が本当に問題あっても、現場が鬼強かったから、逆にこんなことになったか。 いずれにしろ、日本としてきちんとあの大戦を検証していないことは大問題であろう。
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ソ連の目線も交えながら、大東亜戦争を戦った日本の事を考え直そうという本。 「当時、日本にもアメリカにも、ソ連の工作員が政府中枢だけでなく様々な所に入り込んでいた」 こういう事を言えば、一昔前には「陰謀論だ」と一笑に付されていたでしょうが、ソ連崩壊からだいぶ時間が経過した現在で...
ソ連の目線も交えながら、大東亜戦争を戦った日本の事を考え直そうという本。 「当時、日本にもアメリカにも、ソ連の工作員が政府中枢だけでなく様々な所に入り込んでいた」 こういう事を言えば、一昔前には「陰謀論だ」と一笑に付されていたでしょうが、ソ連崩壊からだいぶ時間が経過した現在では、様々な文書からソ連のスパイの暗躍は明らかになっているようです。 因みに日本共産党というのは、治安維持法から宇都宮健児の都知事選まで、常にフロントなのだそうです。 だから、共産党が壊滅した所で本体は痛まないと。 ヤクザのフロント企業そのものだと。 共産党の一般党員の話では、真の党員が誰かという事は、一般党員には教えてもらえないそうです。 映画監督の山田洋次氏が党員なのかどうかも、わからないと。 また、民進党の議員ではない幹部にも共産党寄りの人が相当入っていると。 だから、輿石東氏は組織の裏切り者で、日教組最大の敵であると。 日教組は日本を滅ぼしたい。 輿石氏は日本を食い潰したい。 日教組からすれば、 「どうして輿石はちゃんと日本を滅ぼさないんだ」 となり、輿石氏からすれば、 「俺の利権を奪う気か」 となると。
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倉山節炸裂! 氏には、太平洋戦争史観を国際政治学会とともに粉砕して欲しい。 特に一次史料をもとに立論しているところが素晴らしい。一次史料に基づかないものは、今後の史料開示が待たれる、と明確に区分けしているところが専門家としての矜恃が強くにじみ出でいる。これは良著でしょう!
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