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預金バカ の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2021/08/09

セゾン投信立ち上げまでの苦労話は、ネタを膨らませたら、池井戸作品に比類するもっと面白い話にできたはずだ。 後半の分散投資の話が、タイトルからしてメインの話題だったのだろうが、(後付け感アリアリの)挑戦的な看板の大きさに、内容がまったく伴ってない。 投資のテクニック的な話は、より...

セゾン投信立ち上げまでの苦労話は、ネタを膨らませたら、池井戸作品に比類するもっと面白い話にできたはずだ。 後半の分散投資の話が、タイトルからしてメインの話題だったのだろうが、(後付け感アリアリの)挑戦的な看板の大きさに、内容がまったく伴ってない。 投資のテクニック的な話は、より新鮮な情報から得るべきであるので、思い切って他書に譲るべきだ。

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2021/07/28

アベノミクス始まりたての長期投資信託を進める本です。 銀行預金で貯金してても、何もしてないのと同じだぜ!インフレ起こると金額は変わらないけど、お金の価値は下がるよ!って言う本です。 読んでて楽しく面白かったです。 もっと社会経済のために眠らせておいているお金を市場にだそうと思い...

アベノミクス始まりたての長期投資信託を進める本です。 銀行預金で貯金してても、何もしてないのと同じだぜ!インフレ起こると金額は変わらないけど、お金の価値は下がるよ!って言う本です。 読んでて楽しく面白かったです。 もっと社会経済のために眠らせておいているお金を市場にだそうと思いました。 個人の微々たる力だけれども、お金を動かしてより良い社会になるように願う事も重要なんだなぁと読んでて思いました。 金ないけどねー。

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2021/04/19

インフレ時代に預金していても資産は目減りしていくだけ。本当にお金を生かしたい、増やしたいのなら、成長力ある投資対象に生きたお金を循環させる必要があるというのが大きな主張となっています。 これはポジショントークがあるとはいえごもっともと思いました。 第2章でセゾン投信ができるまでが...

インフレ時代に預金していても資産は目減りしていくだけ。本当にお金を生かしたい、増やしたいのなら、成長力ある投資対象に生きたお金を循環させる必要があるというのが大きな主張となっています。 これはポジショントークがあるとはいえごもっともと思いました。 第2章でセゾン投信ができるまでが書かれています。以前何かで読んだ記憶があったのですけど、それが詳細に書かれていてこんなに苦労したのかという感想です。 よくネット証券でも売りに出されている商品なんかを見てると、これだけ苦労するのもわかる気がします。

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2020/04/04

セゾン投信の社長が、預金はよりは投資というおすすめではなく、預金こそがダメで投資しないといけない、という主張を、投資に慣れてない人に向けた本。 投資に関する中身は、経験が少しでもある人からすれば目新しいことなし。 一方、著者が、ファンドを熱い想いで作ろうとして、直前にダメになる所...

セゾン投信の社長が、預金はよりは投資というおすすめではなく、預金こそがダメで投資しないといけない、という主張を、投資に慣れてない人に向けた本。 投資に関する中身は、経験が少しでもある人からすれば目新しいことなし。 一方、著者が、ファンドを熱い想いで作ろうとして、直前にダメになる所から、また這い上がるエピソードがとても良いです。ということで中身は星3つだけど、プラス一つって感じ。

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2018/11/25

預金より投資信託という本 投資信託のリスクにおいては、ドルコスト平均法と長期投資で煙にまいている。誰もが預金=銀行が国債中心に運用は周知の事実だが、その代替として投資信託がベストとも言い切れないのではないだろうか。米国景気は10年スパンだし、投資信託もいつから始めたかでパフォーマ...

預金より投資信託という本 投資信託のリスクにおいては、ドルコスト平均法と長期投資で煙にまいている。誰もが預金=銀行が国債中心に運用は周知の事実だが、その代替として投資信託がベストとも言い切れないのではないだろうか。米国景気は10年スパンだし、投資信託もいつから始めたかでパフォーマンスはかなり変わる。リスクポートフォリオという観点では まったくもって正しい。わたしもファインスを学んだものとしてその結論に対抗しうる定量的な論理を持ち合わせていないが、これをもって投資信託に傾倒するのも(投資信託バカ」である。

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2018/10/15

いままで読んできた金融系の中では、ともて読みやすいというか。 著書中野さんの歴史が面白かった。 ここまで私はなれないが、こういう熱い人と一緒に一度仕事をしてみたいものだ。 遺産運用に刺激を求めるようになったらギャンブルなのだ。 深くささりました。 ギャンブルは、運の要素が高く...

いままで読んできた金融系の中では、ともて読みやすいというか。 著書中野さんの歴史が面白かった。 ここまで私はなれないが、こういう熱い人と一緒に一度仕事をしてみたいものだ。 遺産運用に刺激を求めるようになったらギャンブルなのだ。 深くささりました。 ギャンブルは、運の要素が高く、ともて続かないですが、 資産運用となると、運用のようで、ギャンブルのようで、 一つ言えることは、プロでも素人でも予測しでも当たらない。 でも、プロはここぞの回避策を知っているし、大きな資金でごまかすこともできる。 しかし、こういう人は、あのときに、裏切られて痛い目に合うという嫌な感じがする。

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2018/01/13

著者の起業プロセスに感動しました。 手数料ビジネスの投信は長期投資に向かないということは僕も意識してました。 日本の投資信託に革命を起こすために何度挫折されても諦めない闘争心にとても共感しました。 不動産投資の勉強を進めて来ましたが借金への抵抗感を払拭できる説明が出来なかったの...

著者の起業プロセスに感動しました。 手数料ビジネスの投信は長期投資に向かないということは僕も意識してました。 日本の投資信託に革命を起こすために何度挫折されても諦めない闘争心にとても共感しました。 不動産投資の勉強を進めて来ましたが借金への抵抗感を払拭できる説明が出来なかったのでこちらにシフトします。 普段は何も考えずに投資できるので仕事命の僕としては一番フィットするような気がします。 著書を読んで著者の投資方針に強く共感しました。 投資信託の勉強を始める一冊になりそうです。

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2017/11/05

これもまたブックオフで100円で購入した割にはなかなか重宝する本でしたよ…! ヽ(・ω・)/ズコー こういった本が出版される世の中になりましたけれども、果たして筆者の願望通り、NISAという制度は全国に広まるのでしょうか…? 若い人にはまだ広まりそうなものですけれども、お年...

これもまたブックオフで100円で購入した割にはなかなか重宝する本でしたよ…! ヽ(・ω・)/ズコー こういった本が出版される世の中になりましたけれども、果たして筆者の願望通り、NISAという制度は全国に広まるのでしょうか…? 若い人にはまだ広まりそうなものですけれども、お年寄りに対しては…まあ、お年寄りはもうそろそろ人生終了の時ですし(!)、今更投資なぞどうだっていいのかもしれませんねぇ…。 長期投資…筆者は自分のお金を世界のお金の流れに乗せる…的なことを言っていましたけれども、こう聞くとなんだかワクワクすると言いますか…預金でもって眠らせておくよりも世界各国に対し、タメになる使い方をされた方がいいのではないか…と提唱しています。僕も… ↑やろうかな?となりそうなものですけれども、まだまだ全財産を投資に費やすのには抵抗がありますねぇ…ま、投資は自己責任の元、余剰資金でしたいものですなぁ…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2016/10/03

この時代における銀行預金の意義の低さを指摘し、長期分散投資を推奨している。その1つの方法として、著者が社長を務めるセゾン投信の投資信託も、資産形成の王道として奨められているが、決して自社商品の宣伝に堕していない。それは、本書で語られる著者の経験、すなわち、資産形成のための理想の投...

この時代における銀行預金の意義の低さを指摘し、長期分散投資を推奨している。その1つの方法として、著者が社長を務めるセゾン投信の投資信託も、資産形成の王道として奨められているが、決して自社商品の宣伝に堕していない。それは、本書で語られる著者の経験、すなわち、資産形成のための理想の投資信託を作ろうとして何度も挫折し、それを乗り越えて今日に至ったという実話の説得力によるものだろう。 著者も、著者が扱う投資信託も、中々面白そうだ。

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2016/06/16

セミナー等で聴いたことがる内容が多いけれど、本なのでいろいろなデータ(2014年出版時点)を掲載し、より細かい説明が記されている。 銀行という組織の役割なんて考えたこともなかった。だけど、その立場を知っているのとそうでないのでは差があると思う。 そう気づかせてもらうきっかけに...

セミナー等で聴いたことがる内容が多いけれど、本なのでいろいろなデータ(2014年出版時点)を掲載し、より細かい説明が記されている。 銀行という組織の役割なんて考えたこともなかった。だけど、その立場を知っているのとそうでないのでは差があると思う。 そう気づかせてもらうきっかけになったし、この本によってまたよく理解できたと思う。 本来なら物事は多方面から見るべきだし、よく思案すべきだが、このような実用書を読むのが苦手なので、中野氏のようにわかりやすい説明で概要を語ってくれると興味を持ちやすい。 また本書第二章には、中野氏がセゾン投信を立ち上げるまでの物語が綴られている。わたしにはここが最も面白く、また参考になることが多かった。 中野氏の明るく親しみやすい人柄の裏には、このような経験があったのだなあと、その一部分が垣間見られて、またそれがあってのあの熱意と一途さなのだなと納得した。 始まりは小さな湧き水が、次第に大きな流れとなり、最後には広い海に到達する川のように、長期投資の考え方も、時間をかけてゆっくりと、けれども確実に根付いていったらいいなと思う。

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