大江戸今昔マップ 新版 の商品レビュー
コロナが始まる2年ほど前に、時間ができたら東京都区内の街歩きをしたいなと思って購入していましたが、ずっと使っていなかったので、近隣の図書館に寄付して活用していただければと思っています。 大きくて見やすくて、嬉しいのが、現代マップと江戸時代の地図(絵図)の重ね地図になっていて、昔...
コロナが始まる2年ほど前に、時間ができたら東京都区内の街歩きをしたいなと思って購入していましたが、ずっと使っていなかったので、近隣の図書館に寄付して活用していただければと思っています。 大きくて見やすくて、嬉しいのが、現代マップと江戸時代の地図(絵図)の重ね地図になっていて、昔何があったのかがわかって歩いていて楽しいと思います。 ほとんどが地図とその解説ですが、地図が始まるまで、20ページくらいは興味ある内容がありますので、それらを以下に示しておきます。 ・色分けによって6つの地域に分けている、白:武家屋敷・幕府施設、灰:町屋。青:川・堀・池・海、赤:寺院・神社、黄:道・橋、緑:山林・土手・田畑(5) ・江戸開府にあたり、陰陽学(風水)の思想(=四神相応)の土地を選んだ、「東に青龍が宿る川:隅田川」「南に朱雀が宿る海や平野などの肥沃の地:江戸港(東京湾)」「西に白虎が宿る大道:東海道」「北に玄武が宿る山」神田山(駿河台)」、鬼門(北東)の上野には寛永寺、裏鬼門にあたる芝には増上寺が配置され、どちらも徳川家の菩提寺として祀られた(p8) ・江戸の四方に展開している、目黒不動・目青不動・目白不動・目赤不動・目黄不動も、呪術的なバリアの役目を果たしている(p8) ・江戸の一つの境界として罪人に科せられる「江戸所払い」がある、その江戸は「四宿(千住、板橋、品川、内藤新宿)」と本所・深川が江戸の範囲内となる(p10) 2024年9月7日作成
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