あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか の商品レビュー
起業家の人にとっては有益な話かもしれないが、普通の人からしたらそんな有益なことは書いていなかった。 そもそも楽天市場だけを舞台にしていること自体、時代の遅れを感じる。たまたまうまく行っただけに見えるようなことも後付けで理由が述べられている。 自動販売式の手法は良くないかもしれ...
起業家の人にとっては有益な話かもしれないが、普通の人からしたらそんな有益なことは書いていなかった。 そもそも楽天市場だけを舞台にしていること自体、時代の遅れを感じる。たまたまうまく行っただけに見えるようなことも後付けで理由が述べられている。 自動販売式の手法は良くないかもしれないが、漠然と否定された感じであまり納得できなかった。
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このネット世界で、価格競争に巻き込まれないための方法がまとめられた本。 ファンをつくる、体験を提供する、買った後のフォローをする、など目新しい情報はなかったが、実際に掲載された文章なども掲載されており、わかりやすくよくまとまっていて読みやすかった。
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良かった。 ECサイトで売れる店とそうでない店の話。 巨大なショップと戦わずに、どんな風にしているかなどの例が書いている。
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売れるために努力を重ねてヒットを出した企業を「一発屋」、その後も勝ち抜く戦略でがんばる企業を「連発屋」と呼び、そのどちらも選ばずに闘いを避けて「老舗」を目指せ!という指南書。そのために、 1.売れているモノを売ってはいけない 2.ターゲット客を攻略してはいけない 3.競合対策をしてはいけない 4.スケールメリットを強みにしてはいけない 5.勝つためのスキルを磨いてはいけない と主張する。コトラーもポーターもビックリな、スモールビジネスを展開するあらゆる企業にオススメの目からウロコな一冊。
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ネットショッピングでは価格だけで競争しているようだが、その中で独自の切り口で成長している会社を紹介している。 お店のファンになってもらうこと。 双方向な関係はもちろん、お客さん同士の交流なども勝手に生まれるなども今の時代なのだと思った。
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つながり研究シリーズ。いつもは読んだ本の大事なところにペタペタ付箋を貼る(すると、うちの学生にはそこだけ読む奴がいる)のだが、本書は一枚も貼れなかった・・・・全ページに重要な箇所があるから。みんなが当たり前と思っているやり方で、ついつい手を出しがちな狩猟型の手法とは一線を画す考え...
つながり研究シリーズ。いつもは読んだ本の大事なところにペタペタ付箋を貼る(すると、うちの学生にはそこだけ読む奴がいる)のだが、本書は一枚も貼れなかった・・・・全ページに重要な箇所があるから。みんなが当たり前と思っているやり方で、ついつい手を出しがちな狩猟型の手法とは一線を画す考え方で、三方よし・八方よしビジネスとでもいうべきか。分断された匿名社会からつながりの顕名社会へ変容している状況で、裏表のないまさに正道・王道をいくもの。みんな、本当はこんな風にビジネスを進めたいんじゃないだろうか。ネットビジネスだけでなく、全ての事業、プロジェクト、地域活性化などに参考になる本。しかも、実例も多く、押し付けがましくなくて読みやすく、分量も適切で飽きさせない。
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P65 「コスト<ベネフィット」の式・・・この式を成り立たせるためには「コストを下げる」という方法と「ベネフィットを上げる」という方法があります。 P70 最初は大した期待をしていないので、実感値が期待値を超えたわけです。しかし2回目は、1回目の実感値のラインまで期待値が上がっているので、そこから比べると、「あれ?思っていたほどよくないな」となる。期待値を下回ることになった結果、3回目を買うことがなくなる、というパターンです。 P80 「自己中心的利他」・・・自分がやりたいことをやり、それを「いいね!」と言ってくれる人が増えるのが「利他」だと考えます。これを「自己中心的利他」と呼んでいるのです。 P106 「シェア=期待値超え×共感×話の合う聞き手」
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伊藤製作所の人が表紙を書いていたので思わずジャケ買い。中身は仕事に関係することだったので二度美味しい。
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「究極の自動販売機」型は、低価格・送料無料・スピードは移送・品揃え・ビッグデータを活用した高精度のリコメンドなど、便利さの価値を追求するスタイル。規模のメリットを強みとする大企業に向く。 これに対して、「究極の対面販売」型は、接客コミュニケーション・店長の商品愛や専門性を活かした...
「究極の自動販売機」型は、低価格・送料無料・スピードは移送・品揃え・ビッグデータを活用した高精度のリコメンドなど、便利さの価値を追求するスタイル。規模のメリットを強みとする大企業に向く。 これに対して、「究極の対面販売」型は、接客コミュニケーション・店長の商品愛や専門性を活かした魅力的なコンテンツなど、楽しさの価値を追求するスタイル。オーナーシップがあり、小回りの利く中小企業にむく。 枯らしてしまったときに「商品が悪かった」と思いたくなるのが人情ですが、レモン部だとほかの部員の状況も見えるため、「自分の育て方がよくなかった」と思わざるを得ません。 「頭脳的コスト」人は「考えるのが面倒くさいからやめておく」という選択肢を選ぶことがとても多いので、その頭脳的コストをいかに最小化できるかというのはきわめて価値のあることといえます。 安く買えると瞬間的にテンションは上がるのですが、1年後に「安く変えて本当によかった!」と思い返すことがあるかと言えばおそらくないでしょう。 5大コストが全く発生しないものというのは、「自分ごと」になりません。コストをかけて体験してもらうことによって他人事だったものが「自分ごと」になっていく。これが「欲求のかべの前にいる人への接客」のキモです。 「買ってよかった」と思えるのは、コストよりもベネフィットが大きくなるとき、すなわち、「コスト<ベネフィット」の式が成り立つときです。この式を成り立たせるためには「コストを下げる」という方法と「ベネフィットを上げる」という方法があります。 大企業というのは、「3か月に一回決算発表を出さなければならない」というルールで動いているので、三か月以内に結果が出ないような取り組みというのは、基本的に「仕事をしていない」と見なされやすい。大企業というのは手間がかかることや気長なことができない。非効率なことができないという宿命を負っています。 「自己中心的利他」自分がやりたいことをやり「いいね!」と言ってくれる人が増えるのが利他だと考えます。目の前の人に笑顔になってもらうためにやりたいことのこと。 自己犠牲的利他だと長続きしにくい。 「ビジネスを戦おうとする理由」を深堀してみたのですが、「みんながいる方向に行くというのは安心」という心理が根底にあるのではないでしょうか。言い換えると、「みんながいない方に行くのは不安」なので、みんなと同じことをやろうとする。みんなが集まっているところでビジネスをしようとするから、競合がわんさかいるので戦わざるを得ない。だから、「戦うために技を磨こう」という発想になる。もしスタートのところで、「自分がやりたいのでみんながいなくても別に不安じゃない」と思うことができれば、戦う必要がなくなると思うのです。 「シェア=期待値越え×共感×話の合う聞き手(興味関心に基づくコミュニティの存在)」 「常連さんに楽しんでもらおう」という発想 お客さん同士がつながれる場を作る 「人(リーダー的存在)につながっているコミュニティ」 「メンバー同士がつながっているコミュニティ」 「コンセプトにつながっているコミュニティ」
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著者のセミナーでこの本の紹介があり、他店事例に興味を持って購入しました。 話し言葉で書かれているので読みやすく、すぐに読破しました。 価格競争ではなく、自店のお客様をよく見て、考えて、自店だからこそできる工夫を見出し、それを強みにしよう! 大手に負けないお店づくりをしていこう!...
著者のセミナーでこの本の紹介があり、他店事例に興味を持って購入しました。 話し言葉で書かれているので読みやすく、すぐに読破しました。 価格競争ではなく、自店のお客様をよく見て、考えて、自店だからこそできる工夫を見出し、それを強みにしよう! 大手に負けないお店づくりをしていこう! …ということが、様々な楽天店舗の事例を持って述べられていました。 ただ、他の方のレビューにもある通り、楽天店舗の話なので、書籍にあった工夫だけでなく、モールとの様々な関係もあって、売上に繋がってるところも少なからずあるんじゃないかとも思う。 「本店」の参考になればと思って購入したので、そこここに楽天で云々と入っていて、購入目的とはちょっと違ったな、と感じました。 著者は楽天の初期からいらっしゃる方のようで、楽天は素晴らしい会社!という思いが伝わってくるのも、私の中の「楽天のイメージ」や「楽天のコンサルタント」とかけ離れているから、心に壁を作りながら読んだ感じです… 全体を通して、お客様への向き合い方や企画の立て方は参考になるかと思います。
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