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趣味Do楽 籔内佐斗司流 ほとけの履歴書(2014年4・5月) の商品レビュー

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2014/10/17

仏教の成り立ち、仏像の種類、部位の意味などわかりやすい。様々な仏像をカラーで示してありのもいい。ボリュームも適切で、さらっと読めた

Posted byブクログ

2014/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学生時代から仏教の概説書を読んできたもののいまひとつピンと来るものはなかったが、仏像の形から仏教を紐解くとこんなにわかりやすいものだとは。 何事も時系列から学ぶばかりではなく、結果から遡及して追究していくことが大変わかりやすいことが本書で証明された。今までお寺に千手観音がいても何のフシギも感じてこなかったが不動や毘沙門天など異形の神たちがどうして日本で信仰されているかがわかった。 今までファンタジーを空想好きな一部の好事家のものと思うフシが私にはあったがファンタジーもれっきとした人間が生み出した思考様式なのだと思えてきた。 講師はせんと君キャラ生みの親。仏像だけでなくイラストまでも上手い。わかりにくい仏教をわかりやすく説明できるだけの仏教への造詣が深い。テレビ放送よりもテキストのほうがよりわかりやすかったように思う。 仏像を造詣するということはここまで深く仏教を理解していないとできないのか。造形するということの大切さ奥深さを発見できた。

Posted byブクログ