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現代普遍論争入門 の商品レビュー

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2019/05/03

形而上学という学問は、相当、特殊な頭の使い方をする。まず設定する問いかけからして常識が通用しない。普遍論争の問いを簡単に言えば「複数の"もの"があるとはどういうことか?」ということだ。つまり同じものが2個あるなら同じものが場所を隔てて現れるという意味で普遍者と...

形而上学という学問は、相当、特殊な頭の使い方をする。まず設定する問いかけからして常識が通用しない。普遍論争の問いを簡単に言えば「複数の"もの"があるとはどういうことか?」ということだ。つまり同じものが2個あるなら同じものが場所を隔てて現れるという意味で普遍者という存在者がいる、と考えるのが普遍実在論。いや、そんなことはなくただ言語が共通だからというだけなのが述語唯名論。その他いろいろ中間的な立場があるが、私自身は述語唯名論から抜け出せない凡人である。

Posted byブクログ