ギリシャ棺の謎 新訳版 の商品レビュー
若かりし頃のエラリー作品。まだ推理や捜査に穴があり、そこが良いですね。 登場人物は多いが、スムーズに頭に入ってくる。 600ページ程度あるため、読了感も素晴らしい!
Posted by
有名な「Xの悲劇シリーズ」とこちらの「国名シリーズ」と迷いましたが、後者の中から本作を購入。 うーん…(笑)。 私の本の「面白い」「面白くない」の基準は「1頁目」で決まるのです。 それは、たとえもう少し我慢して読み進めて行くと面白くなって来るのだとしてもです。 ...
有名な「Xの悲劇シリーズ」とこちらの「国名シリーズ」と迷いましたが、後者の中から本作を購入。 うーん…(笑)。 私の本の「面白い」「面白くない」の基準は「1頁目」で決まるのです。 それは、たとえもう少し我慢して読み進めて行くと面白くなって来るのだとしてもです。 「我慢して読んでいる」時点でその作品に対して失礼だと考えるタイプですので、少しでも面白く無いと感じたと言う事はその作品とは御縁が無かったのだと、潔く読むのをやめる主義なのであります(面倒なタイプの自称読書家・笑)。 こちらの作品のファンの皆様には大変申し訳ないのですが、私には合わなかったようで御座います(涙)。
Posted by
マニア好みの作品かも? 成立年代を考えるとすごい! しかし、読了まではしんどかった。 辻真先氏の解説が面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おーい お前なのかーい!! とびっくりした。 いつも通勤時に本を読んでいるので 職場の最寄駅に着く直前で ページをめくって驚いた。 その日はほとんどそのことを考えていて 落ち着かなかった。 エラリーの徹底した分析や思考は この事件をきっかけにしていたことや 失敗の衝撃は印象的で 他の作品を読むときの下地になると思う。 挑戦状の難易度がいつも高すぎて 挑戦すらしなくなり 単にエンタメとして楽しんでいる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ警察の捜査に参加して間もないエラリー。犯人の罠に何度も引っ掛かりながらも推理を重ねて最終的には犯人を罠にかける。犯人にミスリードされるのはエラリーが未熟だからって事かな。まあ割りと騙される事多いと思うけど(笑)やはりこの辺りの国名シリーズは読んでいていいですね。しっかりとした感じで読んでいて楽しめる。国名シリーズの新訳が終わったら『中途の家』とか『靴に棲む老婆』、ライツヴィル物も新訳してくれないいかな(笑)
Posted by
なんと言っても、冒頭がいいですよね! なくなった遺書を探していて、まさか当人の棺の中に入ってるんじゃないかと思って墓を掘り起こす!開けてみたら 当人の遺体の上に別の人の遺体が乗っかってる!2つの死体が 棺に入ってるという衝撃の状況に、一気に引きずり込まれます。 他の方の説明にも...
なんと言っても、冒頭がいいですよね! なくなった遺書を探していて、まさか当人の棺の中に入ってるんじゃないかと思って墓を掘り起こす!開けてみたら 当人の遺体の上に別の人の遺体が乗っかってる!2つの死体が 棺に入ってるという衝撃の状況に、一気に引きずり込まれます。 他の方の説明にもありますけれども 多重構造 って言うんです?同時進行で色んなひとが複雑に動いており、ある1人の犯人の足跡を追っていくような形にはならないようなので、めちゃめちゃわかんないです。混乱〜!という媚薬に浸れます。私にはかなり難しかったので、凝ったミステリを求めているひとにお勧めです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『X』も『Y』もトリックの出来の良さやエポックさに反し、探偵が神のように振る舞い、周りもそれを盲従するあたりがどうにも気に食わなかったのだけど、『ギリシャ棺の謎』はそういう部分を払拭していてとても良い。なんだよクイーン、やれば出来んじゃん! 主人公がまだ駆け出しの若き探偵ってのもあってちょっと生意気だし、割と推理を間違えちゃうし、周りもそこまで探偵の話に聞き従うわけじゃなく、悩み、考えぬいた末、ようやく真理にたどり着く流れになっている。「探偵が何度も間違える」というこの流れはラストで犯人逮捕へ繋がる伏線にもなっており、プロットの出来の良さにも感服。クイーンの中で今んとここれが一番好き。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これまで読んできた国名シリーズの中で一番面白かった。 遺言書がどこに行ったか?から始まり、事件が積み重なって複雑さを増していくのが面白い。 犯人が誰なのかが二転三転して最後まで分からず、楽しめた。伏線の張り方と回収が上手くてスッキリするし、医者は?とか気になっていた部分もちゃんと解説されて良かった。
Posted by
昨年放送されたドラマ「ライオンの隠れ家」 を毎週楽しみに見ていた。 心踊るミステリー仕立ての家族の物語だったんだけど、 その中で洸人(ひろと)役の柳楽優弥くんが いつも部屋で文庫本を読んでいるシーンがあって、 わたしはそういう、本筋と関係ない部分がすごく好きで、彼が何を読んでいる...
昨年放送されたドラマ「ライオンの隠れ家」 を毎週楽しみに見ていた。 心踊るミステリー仕立ての家族の物語だったんだけど、 その中で洸人(ひろと)役の柳楽優弥くんが いつも部屋で文庫本を読んでいるシーンがあって、 わたしはそういう、本筋と関係ない部分がすごく好きで、彼が何を読んでいるのか気になってしょうがなかった。 時々映る彼の本棚を、一時停止してじーっと眺めたり 彼の手元を写真で撮って確認してみたりと、ちょっとした探偵気分。 そうしてなんとかわかった一冊が 「ギリシャ棺の謎」。 名探偵エラリー・クイーンの若い頃を描いたこの作品、 かなりの複雑さで手強かったけれど、 王道のミステリーという雰囲気を十分に感じられた。 ちなみに目次も良いんです。 いかにもミステリーって感じで好き。 表紙イラストにもすてきな本棚と 物語のヒントが描かれいる。
Posted by
これまでの国名シリーズの中でも群を抜いていて、これほど複雑でエラリー・クイーンを悩ませた事件もなかっただろう。まさに二転三転する展開には本当にハラハラさせられた。 物語の前半から後半にかけてとにかく犯人に翻弄され続け一度は赤っ恥をかいたエラリーだったが、物語が終盤に近づくにつれ...
これまでの国名シリーズの中でも群を抜いていて、これほど複雑でエラリー・クイーンを悩ませた事件もなかっただろう。まさに二転三転する展開には本当にハラハラさせられた。 物語の前半から後半にかけてとにかく犯人に翻弄され続け一度は赤っ恥をかいたエラリーだったが、物語が終盤に近づくにつれてこれまでに読者が読み慣れているエラリー・クイーンの本領が発揮されていったので単純に物語としても上手く盛り上がっていた。 犯人の狡猾さには誰もがきっと度肝を抜かれることだろう。そして、その犯人を打ち負かすエラリーの比類なき推理に驚嘆するだろう。
Posted by
