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岡田鯱彦探偵小説選(Ⅰ) の商品レビュー

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2015/04/28

中編「紅い頚巻」と怪盗鯱先生シリーズの短編など。 この著者は「噴火口上の殺人」のように事件が起こるまでのキリキリした心理状態がうまいと思っていたが、鯱先生はまったく毛色のちがうユーモアミステリでびっくり。でも面白かった。 ちなみにこの本の中で「グリーン家」のネタバレが2回あったが...

中編「紅い頚巻」と怪盗鯱先生シリーズの短編など。 この著者は「噴火口上の殺人」のように事件が起こるまでのキリキリした心理状態がうまいと思っていたが、鯱先生はまったく毛色のちがうユーモアミステリでびっくり。でも面白かった。 ちなみにこの本の中で「グリーン家」のネタバレが2回あったが、あとがきを読むと著者がヴァン・ダインを意識していたことがわかる。

Posted byブクログ