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THE 学級崩壊立て直し の商品レビュー

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2021/03/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

一度崩れた学級を立て直すのは非常に困難。 16人の先生が学級崩壊立て直しについて、それぞれの思いを綴った本。 共通して説かれていること。 問題行動を起こしている子でなく、ちゃんと当たり前をできている子どもに着目し、褒める。ちゃんとできる子の支持を獲得し続けられるかが、崩壊するかの分かれ目だと言える。 学級での成功体験のない子供たちは、自信をなくしている。 自信を持たせ、成長している実感を持たせることが重要。 計算、詩の暗唱、漢字、行事など 達成感が持てるものに取り組ませ、価値付け、自信をつける 学級通信などで褒めるとより効果的。 目標をもたせ、成果を価値付け、子供に自信をつけること。 教師の仕事はこれが全てともいえるのかもしれない。 今後生かしていきたいこと。 学級のネガティブな部分でなく、良いところに着目することを日頃から心がける。厳しさ、とは一度言ったことを変えないということ 点が線になるのを待つ。すぐに成果は出ないかもしれない。これではダメとまた新しい試みをしても、大抵失敗する。 変わろうとする瞬間は本気。その点が、継続して線になるまで待つ。 問題行動を起こす子には、1、2度注意はする。それでダメなら聞く気がないということ。深追いしない。注目を獲得することに成功し、問題行動がエスカレートする。良い行動ができたときに逃さず褒める。適切な行動で認められる嬉しさを実感させる。 今年度、自分のクラスは崩壊しかけた。 なんとか「凌いで」3月を迎えた。 キレて大暴れする子が何人もいた中で、最後まで持ちこたえたのは、 ちゃんと頑張る子たちの支持を失わなかったこと。この一点に尽きると思う。 支持を得続けるには、 ①ちゃんと頑張る子供達の学習権を保証する ②褒めまくる (問題がある子は、当たり前ができたことを。頑張る子供は、感謝と賞賛を。) ③一緒に遊ぶ(シンプルだけど、決定的に重要) だったと思う。

Posted byブクログ

2015/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学級崩壊について、たくさんの先生達が色々なことを書いている。どれも参考になったが、特に私が参考にした(自分でアレンジも加えた)内容は下記。 ①掃除は免許制で、認められた子供にしかさせない。 ②給食は、全員で全員のものを準備する。アレルギーの子は、ナフキンをきれいにする。配膳はアレルギーの子の分、先生の分ができたら、配膳台から遠い席から置かせていく。 ③ 困った教師=困っている教師 困った子供=困っている子供 その困っていることを聞き出して、解決法を一つ一つ教えてあげることで、困らなくなるのではないか。 崩壊したクラスを持たされた担任の先生には、いいと思う。

Posted byブクログ