時槻風乃と黒い童話の夜(第2集) の商品レビュー
・白雪姫 ・ラプンツェル 人間、誰しも思い込みと情操教育で、己を作っていく。 嘘は相手も自分も腐敗させるもの、と言われれば 確かにそんな気がします。 優しい嘘、傷つけるための嘘。 どちらも嘘は嘘、です。 今回、もしかして…とか思ったのですが やはりいつもの結末、でした。 ラプ...
・白雪姫 ・ラプンツェル 人間、誰しも思い込みと情操教育で、己を作っていく。 嘘は相手も自分も腐敗させるもの、と言われれば 確かにそんな気がします。 優しい嘘、傷つけるための嘘。 どちらも嘘は嘘、です。 今回、もしかして…とか思ったのですが やはりいつもの結末、でした。 ラプンツェルにしても、そこまで思うのなら どうして自分の置かれた立場、も言わなかったのか。 すべてを言わないと、同じになってしまう、というのを どうして考えられなかったのか。 もしや友人も…と思いましたが、そうはならなさそう。 けれど、その可能性も存在するな、と。
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ラプンツェルってもともと怖い話だったと初めて知りました。 現実もやっぱり残酷。 絆、という言葉をもう大事に使うのはやめようと思う。
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「断章のグリム」スピンオフ2巻目。 先に3集を読んでしまいましたが一話完結なので特に問題なく読めました。 今回は「白雪姫」と「ラプンツェル」がモチーフ。 どちらも少女たちの友情が主軸となってますが後味の悪さは相変わらずです。 ラストで風乃さんが語る絆の本当の意味が印象に残ります。
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甲田作品好きすぎて書ききれない! ラプンツェル、自分の黒髪でこの結末を迎えてしまうと、二度と髪を長く伸ばすことが出来ないだろう。 しかし、そこまで美しい黒髪を持つのは羨ましい。
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たった一言で救われる人もあれば、一言でその人の内面の醜さが表れるのが恐ろしくて良かった。人死がでるのが「ノロワレ」とは違った良さである。(病んでる)
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仲良し女の子二人組から始まる悪夢。一人は童話の解釈にのって、一人は童話の解釈を誤って、無声音の叫びを上げながら決して開けない夜に繰り出していく。 前巻でも言及されたかも知れないことだがゴシックロリータの少女を誘蛾灯と称する森野が秀逸。風乃の描写がもう一つ欲しいところか。
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