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知の訓練 日本にとって政治とは何か の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2014/08/30

<目次> はじめに 二つの「まつりごと」 第1章 だれが日本の時間を支配しているのかー時間と政   治 第2章 なぜ日本では「広場の政治」が根付かないのかー   広場と政治 第3章 日本ではもっとも政治的な神社ー神社と政治 第4章 なぜ「神道は宗教に非ず」とされたのかー宗教と  ...

<目次> はじめに 二つの「まつりごと」 第1章 だれが日本の時間を支配しているのかー時間と政   治 第2章 なぜ日本では「広場の政治」が根付かないのかー   広場と政治 第3章 日本ではもっとも政治的な神社ー神社と政治 第4章 なぜ「神道は宗教に非ず」とされたのかー宗教と   政治1 第5章 二つの神<伊勢神宮vs出雲大社>-宗教と政治2 第6章 なぜ東京には政治の"中核"がないのかー都市と政   治1<東京編> 第7章 いかに民都・大阪は生まれたのかー都市と政治2   <大阪編> 第8章 アメリカ化する地方と親心の政治ー地方と政治 第9章 元始、日本の女性は政治的存在だったー女性と政   治 <内容> 著者の明治学院大学での講義録。ここから今の大学生が何を読み取れたかは疑問だが、「政治学」の講義として面白い「地の訓練」になっていると思う。また、講義録なので話し言葉での文章で読みやすく、すぐに読了できた。 時間や空間(広場)などを政治と結びつける考えは、自分にはなかったので(多分政治学では常識?)、興味深かった。鉄道好きな著者らしく、都市と政治では、盛んに鉄道の話が出てくる(うんちくを語っている部分も微笑ましい)。政治と鉄道のかかわりは常識なので(関連する本を買ってしまった『鉄道王たちの近現代史』)、そうした部分も面白かった。

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2014/08/22

結構期待してたんだけど、講義録で、しかも新書というサイズの制約もあり、一つ一つのテーマの掘り下げが浅い気がした。ただ、東京と大阪の空間論的比較は、かなり面白かった。

Posted byブクログ

2014/08/03

明治学院大学での講義録。日本の政治に関する9つのテーマについて分かり易く解説。筆者の歴史認識が鋭い。

Posted byブクログ

2014/08/02

原武史先生の最新本。以前やっていた大学講義の書き起こしで、原先生の思想、考え方を学ぶ入門書といった印象。

Posted byブクログ