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なんといふ空 の商品レビュー

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2019/01/12

もともとは2001年発行のエッセイに、未収録エッセイを加えたもの。 以前読んだ『仕事の手帳』が面白く 目についたので借りてみた。 単独のエッセイなので読みやすく、 穏やかな気持ちになる文章が多く 気分転換に役立った。 他の専門的な取材に基づいた本は、 これから機会があれば読んでい...

もともとは2001年発行のエッセイに、未収録エッセイを加えたもの。 以前読んだ『仕事の手帳』が面白く 目についたので借りてみた。 単独のエッセイなので読みやすく、 穏やかな気持ちになる文章が多く 気分転換に役立った。 他の専門的な取材に基づいた本は、 これから機会があれば読んでいくつもり。

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2016/12/15

『仕事の手帳』に次ぐ、最相葉月2冊目。10年以上前に出版されたものに、これまで未収録のエッセイを入れて再編。真摯で真面目、誠実な人柄が垣間見え、「仕事の手帳」と同様、背をただしたくなる。 ちょっと意外だったのが『心の時間軸』。突然セーターの袖口にクギが現れたとか、実家の時計がお...

『仕事の手帳』に次ぐ、最相葉月2冊目。10年以上前に出版されたものに、これまで未収録のエッセイを入れて再編。真摯で真面目、誠実な人柄が垣間見え、「仕事の手帳」と同様、背をただしたくなる。 ちょっと意外だったのが『心の時間軸』。突然セーターの袖口にクギが現れたとか、実家の時計がおかしな動きをしだしたとか、ある教祖の力が伝わるというシールを額に貼って寝たら幽体離脱したとかの「不思議な出来事」が起こる。著者は「またか」と思いつつも、そのときの心の状態、仕事の状態に思いを馳せ、「まあ、こういう心理状態・体調のときは、そんなこともあるでしょう」と分析する。そして、『心が弱っていてすべての時間軸がマイナス方向に向いているときというのは、冷静に客観的に物を考えることができない。弱った心が妄想や絶望や悪意を招く』と書く。ノンフィクションの作家が、そんな現象をオカルトチックにとらえそうになるところが意外で興味深い。そして、こう結ぶ。『そういう妄想を抱く私という人間の意識や存在そのもののほうが、ずっと不可解』と。 論理的かつ冷静な唯物論者(かどうかは知らないけれどたぶん)の著者でも、こんなことがあるのだから、いわんや私においてをや。 次は「東京大学応援部物語」を読んでみたい。

Posted byブクログ

2016/01/11

『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞(1997年)、『星新一1001話をつくった人』で講談社ノンフィクション賞(2007年)を受賞している作家、最相葉月の初のエッセイ集。2001年に刊行されたものに、その後未発表のいくつかのエッセイを加えて2014年に復刊された。 映画『ココ...

『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞(1997年)、『星新一1001話をつくった人』で講談社ノンフィクション賞(2007年)を受賞している作家、最相葉月の初のエッセイ集。2001年に刊行されたものに、その後未発表のいくつかのエッセイを加えて2014年に復刊された。 映画『ココニイルコト』の原作となった『わが心の町 大阪君のこと』(私はこの本を読むまで映画のことを知りませんでした)をはじめ、何気ない日常生活を切り取ったショートエッセイの粒々が、様々な色と強さで光を放っている。 中でも、復刊版に新たに加えられた『東京大学応援部物語』(2003年刊行)の後日談には泣けた。 著者の正直さ、真面目さ、(不器用さも?)が随所に滲み出ていて、こんな著者だから、多くの人への取材を必要とするノンフィクションの優れた作品を次々と生み出せるのだと思った。 (2014年10月了)

Posted byブクログ

2015/03/02

体で覚えられない料理は二度とできなくていいというくだりと、パン屋のアルバイトの制服がフェミニンすぎてきつかったというくだりに共感しすぎておもしろかった。復刊してくれてありがとう。

Posted byブクログ

2014/09/22

2001年発行の単行本に未収録原稿を加えたものであり、時折10年前のエッセイという感じを抱かせるが、一つ一つに物語がしっかりあり、珠玉のエッセイである。競輪の話、今は亡き後輩の話、それぞれに愛情ある文章で心が暖まる。

Posted byブクログ