思い出のマーニー 新訳 の商品レビュー
1960年代のイギリスが舞台。疎外感から自分の殻に閉じこもるアンナはマーニーと出会い、初めて自分を解放することの素晴らしさを知る。そしてマーニーとの記憶が薄れていったとき、アンナ自身が成長した自分に気づく。どうしてマーニーはアンナの前に現れたのだろう?「私を探してね」とマーニーは...
1960年代のイギリスが舞台。疎外感から自分の殻に閉じこもるアンナはマーニーと出会い、初めて自分を解放することの素晴らしさを知る。そしてマーニーとの記憶が薄れていったとき、アンナ自身が成長した自分に気づく。どうしてマーニーはアンナの前に現れたのだろう?「私を探してね」とマーニーはアンナに言う。
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翻訳ものを読むと、読解力(集中力も?)が欲しいなあと思う。何となくの輪郭でしか楽しめていない気がして、受け取り切れないことを残念に思う。
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ジブリ映画を観終えた直後に購入。書店には[角川]と[新潮]の文庫が並び売られていた。イギリスのとある場所で転地療養を過ごすアンナと、不思議な少女マーニーとの交流は、映画を観ていた時もそうだったが、日本文学にはないような物語の展開=日本では怪談話になってしまいそうだ=と思いながら、...
ジブリ映画を観終えた直後に購入。書店には[角川]と[新潮]の文庫が並び売られていた。イギリスのとある場所で転地療養を過ごすアンナと、不思議な少女マーニーとの交流は、映画を観ていた時もそうだったが、日本文学にはないような物語の展開=日本では怪談話になってしまいそうだ=と思いながら、終盤にアンナに告げられるマーニーとは誰だったのかという場面で、結末が判っているというのにじ〜んときた。映画は北海道が舞台で若干の違和感を感じるが、本、映画ともに良かったと思う。
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面白かった。 わたしも冷めた目で周りを見てしまうけど、「他人に知ってもらって共有できる」ことがとても大切なんだということを思った、外に出て行こうと思った。 設定が面白い。
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i think, she is just an awkward cuss(contrary person). and me too. story is difficult but have some chronicle in back.
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ジブリでも映像化された心あたたまるストーリー。 自分を守るため、人と接っしようとしなくなり、学校の先生からも 「何もしようとしない」と評されたアンナ。 リトル・オーバーストンのおばさんのところへ療養もかねて夏休みを過ごすことになる。そこでは、一日中ぼんやりしていたり、アンナとどこ...
ジブリでも映像化された心あたたまるストーリー。 自分を守るため、人と接っしようとしなくなり、学校の先生からも 「何もしようとしない」と評されたアンナ。 リトル・オーバーストンのおばさんのところへ療養もかねて夏休みを過ごすことになる。そこでは、一日中ぼんやりしていたり、アンナとどこか似たところのあるアマリンボーの船に乗ったりして日々をすごしていた。湖畔の古い屋敷が気になるうちに、そこに住むマーニーという女の子と出会う。 だれもが一度は経験する孤独を開放してくれのは、出会いだったり、ともだちだったり。どこの国でもおんなじなんですね。
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マーニーは誰?アンナとのつながりは?と思いながら読み進めて、最後にあっけなくクリアになった。この類の話なら他にも沢山あるだろうし、この話も「その他大勢」の中の1作に過ぎないように思える。「トムは真夜中の庭で」にはとうてい及ばず。
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夏の旅行のお供に購入。乳母の機嫌をそこなうとブラッシングを痛くされるとか既視感があるので過去に読んだのかも?(意地悪なナニーやメイドあるあるなのかも知れませんが) 映画も観てみようかなあ。
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ちょっと前にジブリで映画化されたなあと借りてみました。 なんていうのか可愛くない女の子が主人公。でもこういうのが思春期ってヤツなんだろうな。うっとおしそう…。家族だってもてあますのに赤の他人は付き合いきれないだろうな…。そういう意味で世界って優しい。そして血って侮れないな、と。...
ちょっと前にジブリで映画化されたなあと借りてみました。 なんていうのか可愛くない女の子が主人公。でもこういうのが思春期ってヤツなんだろうな。うっとおしそう…。家族だってもてあますのに赤の他人は付き合いきれないだろうな…。そういう意味で世界って優しい。そして血って侮れないな、と。感性とか考え方とか感じ方も伝わるんだろうか…?面白い。 寂しい女の子と寂しい女の子が出会い、本当の友達に出会ってよかったね、という方と結局幸せになれたのかなれなかったのか、というどことなく薄暗い、悲しいお話。マーニーは結局幸せだったんだろうか?結構心配になりますね。全然話の内容は違うんですがなんとなく児童向けのグレート・ギャッツビィみたいだな、と思いました。河の向こうのキラキラしたお屋敷とか中の人と外の人、とか。話は全然違いますけれどもね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画は観てないのですが、越前さんが翻訳に絡んでるので読んでみた。 アンナの複雑な心理。子供の頃、感じた事のある、苦い感情。周りの人は愛してくれているのに、素直に受け取れない。新しい環境にもなかなかなじめず、近所の子供とも打ち解けられない。 だけど、アンナの周りの人達は、本当に彼女を愛してくれている。信じてくれている。これって、実はものすごく幸せなんじゃない? そしてマーニーとの出会い。マーニーは何者なのか、現実?夢?空想?幽霊? 最後に語られる真実は、読む前に、気づくんだけど、それでも、感動なしには読めなかったのです。
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