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王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~(7) の商品レビュー

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2018/01/28

ファッションに関するウンチク漫画。 7巻は、シャツ特集。 イタリアでは、白シャツはフォーマルすぎるのか! 日本の常識は海外では常識ではない。 など、雑学として使える興味深いネタはたくさん。 おもしろく学べます。 背景をかなり省略(ほとんどのコマで背景書いていないページがある)...

ファッションに関するウンチク漫画。 7巻は、シャツ特集。 イタリアでは、白シャツはフォーマルすぎるのか! 日本の常識は海外では常識ではない。 など、雑学として使える興味深いネタはたくさん。 おもしろく学べます。 背景をかなり省略(ほとんどのコマで背景書いていないページがある)したり、作者の漫画を描く上での効率化が、すごいなと。

Posted byブクログ

2016/12/11

 アメリカでステーキチェーンを展開するジョー・ローリングがイタリア進出を狙い、ジラソーレからの紹介で織部の店を訪れる「魅惑のシャツ」編である。  今回は連作短編。少しずつ理解を進めるような形で、様々なシチュエーションで使えるスーツとシャツの組み合わせを紹介している。イタリアにおけ...

 アメリカでステーキチェーンを展開するジョー・ローリングがイタリア進出を狙い、ジラソーレからの紹介で織部の店を訪れる「魅惑のシャツ」編である。  今回は連作短編。少しずつ理解を進めるような形で、様々なシチュエーションで使えるスーツとシャツの組み合わせを紹介している。イタリアにおける白シャツのフォーマル感などは参考になる情報だろう。  物語も、彼の大学時代の恋人との顛末が描かれ、そこには色濃く薫るような過去の恋愛の残滓があった。顛末は予想されるところであったが(この作品でそこまで艶っぽい物語は展開されないだろう)、彼による復讐劇にはだいぶ笑わせていただいた。  今回は星五つ。  元カノへのこうした思い入れと、そうして生まれるある種の風情は男性特有のノスタルジーだろう。堪能させていただいた。

Posted byブクログ