変化朝顔図鑑 の商品レビュー
何となく手に取ったら想像以上に良かったです。歴史ある趣味ジャンルなので「立田握爪龍」(※葉の形)やら「風鈴獅子咲牡丹」(※花の形)やら名前がいちいち格好いいし、返す刀で普通に遺伝法則の科学的な話が出てくる。写真も多くて「珍花奇葉」な朝顔を見るだけでも楽しかった。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB16172855
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千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にある「くらしの植物苑」で変化朝顔の展示を見た。ミュージアムショップにこの本があったのを思い出し、図書館で借りてみた。変化朝顔の実物を見て、そのイメージが残っている状態で読んだせいか、とても感動した。植物苑は昼近くの時間に行ったので、花は萎んで...
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にある「くらしの植物苑」で変化朝顔の展示を見た。ミュージアムショップにこの本があったのを思い出し、図書館で借りてみた。変化朝顔の実物を見て、そのイメージが残っている状態で読んだせいか、とても感動した。植物苑は昼近くの時間に行ったので、花は萎んでいるものが多かったが(それでも見応えはあった)、写真は最高の状態が見られる。自分は実物の後にこの本を読んだが、順序は逆でも実物を併せて見ることをおすすめする。 一度変化朝顔を見ると、朝顔のイメージが覆されてしまう。言われなければ朝顔とはわからないものもあり、驚く。 本の内容は平易。遺伝についてや朝顔の変異が生まれる仕組みは専門用語などもあり難しいが、気になれば読み飛ばしていいと思う。写真で多様な朝顔の姿を楽しむものだと思う。葉や花の色・形など沢山の分類があり、それぞれに名前があるが、植物園で見たものを見つけ、楽しい気分になった。
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知らなければ朝顔とは思えない写真が満載されている. 趣味として朝顔をいじりまわしてきた日本人が江戸時代からたくさんいたということである. 種を結ばない種類を,メンデルの法則により数世代後に低い確率でゲットするなんてのは,ある意味ゲーム感覚だったのかもしれない. ともかく写真も綺...
知らなければ朝顔とは思えない写真が満載されている. 趣味として朝顔をいじりまわしてきた日本人が江戸時代からたくさんいたということである. 種を結ばない種類を,メンデルの法則により数世代後に低い確率でゲットするなんてのは,ある意味ゲーム感覚だったのかもしれない. ともかく写真も綺麗で眺めているだけでも楽しい本.それぞれの朝顔の名前もかっこいい.例えば「青縮緬立田葉薄茶地淡紅紫刷毛目絞筒白切弁車咲牡丹」とか.どのページもこんなのばかり.
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豊富な画像に、平易でわかりやすい説明、あまり突っ込み過ぎてない解説がとても好感が持てる一冊、手元に置いておきたい楽しさがありました。
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江戸モノ本でちょこちょこ登場するので図書館で拝借。 今でもこういう嗜好の方がいらっしゃるのですね。 個人的には…ちょっと怖い。 綺麗と感じるものもあるけど奇形としか感じないものもあり。
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