秘恋 の商品レビュー

ヴァイオレット・ウィンズピア(著者),長田乃莉子(訳者)

2014/09/26

ジルは身寄りもなく田舎から出てきたばかりの娘だと知ったエリックは、承知のうえでアメリカのエリックの下で働かないかと、彼女を誘う。信頼できる友人のいないリンダのためにも。

カリフォルニアの新天地に一人渡ったジル。出会った人々を鋭く観察しながらも、自分の気もちには気がつかない。そんな彼女が、恋に目覚めるまでの成長を描く。
ヴァイオレット ウィンズピアのロマは、奥ゆかしいく、物語も古典的なヒストリカルのような雰囲気すら漂うようなイメージなのだが、（あくまで個人的な意見）
こちらは、66年の作品なのだが、古さを感じさせないお話だった。
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